セラミド不足がもたらすニキビ肌への影響とは?

2016年12月13日

セラミドは皮膚の表面を覆う角質層の50%を占める成分です。
角質層は様々な刺激から肌を保護したり
水分を保持する役目を持っています。
角質層はタンパク質であるケラチンやその隙間を
埋める細胞間脂質などによって構成されていますが
セラミドはその細胞間脂質の主要な構成成分になります。

セラミドの不足

セラミドが不足すると肌のバリア機能が低下するとともに
肌が乾燥しやすくなり、それを補おうと皮脂の分泌が増えてきます。
乾燥や紫外線などの刺激、雑菌の侵入、皮脂の過剰分泌
などがニキビや肌トラブルの原因となりやすくなります。

セラミドは生活習慣の乱れや
加齢とともに減少してくるとされています。
またアトピー性皮膚炎の人などは
生まれつきセラミドの量が少ないこともあるといいます。

セラミドの種類

化粧品に含まれるセラミドの種類は
大きく分けて天然と合成の二つに分かれます。

天然由来のものは動物性と植物性
また微生物由来などのものもあります。
動物性は馬などから抽出されたセラミドで人のセラミドと似ています。
植物性のものは米やとうもろこし由来のものです。

合成にはヒト型セラミドや疑似セラミドなどがあり、
化粧品などでよく使われるのが人のセラミドと
ほぼ同じ構造をしたヒト型セラミドです。

ヒト型セラミドにもたくさんの種類があり
化粧品に使われているものは主に
セラミド1~3のような表記で分類され、
それぞれ微妙に効果が違うとされます。

セラミドの効果とニキビへの影響

セラミドの効果は大きく分けて
水分を保持する働きと刺激からの保護になります。

水分の保持

セラミドには水分や油分を保持する作用と
肌の水分を閉じ込めて蒸発させないようにする作用があります。
セラミドが不足すると水分が足りなくなりますので
化粧品などで補充してあげることで保湿効果が高まります。
セラミドは元々角質層にある成分ですので
肌に馴染みやすく保湿成分として適しているのです。
またセラミドの不足で肌が乾燥してくると皮脂の分泌が増え、
皮脂を餌にするアクネ菌が増殖してニキビが発生しやすくなってきます。
ただし後述しますが化粧品にセラミドが配合されていても
オイルが多く含まれていると
ニキビに対して良くない影響を与えることもあります。

肌のガード機能

セラミドは角質層の細胞の隙間を埋めたり
繋ぎ止める役目をしています。
セラミドが少なくなると角質層がスカスカになり
紫外線の刺激をもろに受けたり雑菌の侵入を許すなど
ニキビの悪化の原因になったり治りを遅らせる要因にもなります。

セラミドの補充が必要な肌質

セラミドは誰でも補充する必要があるということはありません。
肌が潤っていてバリア機能が正常な人は
特にセラミドを補わなくてもよく、
化粧品などに含まれる油分によって
かえってニキビを悪化させてしまうこともあるかもしれません。
セラミドが必要な人は乾燥肌の人や敏感肌の人などです。
セラミド配合の化粧品を使うことによって水分の量がアップします。

セラミドが向いた化粧品

セラミドは脂質ですので液体ベースの化粧品よりも
油分よりの方が溶けやすく配合しやすいとされています。
そのためセラミド配合化粧品の多くがクリームになっています。

化粧水やローションだとセラミドが混ざりにくく
高濃度なものは配合しにくいとされています。
ですが実際に角質層にセラミドを浸透させやすいのは
ローションの方ではないかという説もあります。

ニキビなどがなければどちらでもいいですが、
ニキビ肌に使う場合は毛穴を塞いだり
落とすのに負担のかかるクリームより
化粧水などの方が適しています。

セラミド配合化粧品としては
Dr.KAHADAのモイスチャーVCローションなどが評判が良いようです。
また普段使っている化粧水にセラミドの原液を
混ぜて使うのもおすすめです。
セラミドの原液にはトゥヴェールのリペアエッセンスや
ヒト型ではありませんがTUNEMAKERSのセラミド200などがあります。

セラミドの経口摂取

セラミドは食品やサプリメントなどでも摂取できます。
肌に直接塗るよりは効果が薄れますがある程度の効果は得られるようです。
セラミドを含む食品はこんにゃく、米、とうもろこし、大豆、乳製品などです。

まとめ

セラミドは角質層の50%を占め保水力や
肌の保護をする役目を担っている大切な成分です。
セラミドが不足するとニキビや肌荒れを起こしやすくなるため、
乾燥肌の人などは積極的に補充することがニキビケアとして効果的です。