肌に吸収されにくいヒアルロン酸不足によるニキビへの影響とは?

2016年12月14日

ヒアルロン酸は身体中の至る所に含まれていて
細胞と細胞つなぎ合わせる作用があり
皮膚や筋肉を構成する大切な成分です。

ヒアルロン酸の性質

ヒアルロン酸はもともと眼球の中から発見された成分で
粘性が高くネバネバしているため細胞間のクッションや
肌のハリを保ったり保水力にも優れているとされています。

ヒアルロン酸はコラーゲンやエラスチンなどと同じように
真皮層の線維芽細胞が生成しています。
これらの生成量や働きは加齢とともに減少していくため、
ある程度の年齢になったら外部から補充してあげないと
肌の健康が損なわれてきて肌荒れやニキビの原因になることもあります。

ヒアルロン酸のニキビへの影響

乾燥

大人ニキビの原因の多くが乾燥によるものです。
加齢などで線維芽細胞の減少するとコラーゲンやヒアルロン酸などが
うまく作られなくなり肌の水分を保持する能力が衰えてきます。
肌の水分が減るとそれを補うために皮脂の分泌量が増えてきます。
過剰な皮脂はニキビの原因菌であるアクネ菌を増殖させる元になります。

毛穴の開き

またコラーゲンやヒアルロン酸が減ると肌のハリが失われてきて
毛穴を支える力も低下してきます。
毛穴が開くようになると余分な皮脂や汚れが溜まりやすく
アクネ菌が増殖しやすい環境になってきます。

バリア機能や再生能力の低下

またこれらの原因と共に肌表面の角質層の質が
悪くなってくるため、肌のバリア機能も低下してきます。
肌のバリア機能は紫外線の刺激や雑菌などの侵入などを防ぐ役割があり
能力が低下することによってニキビを悪化させる原因になることがあります。
そして肌細胞の再生がうまくいかないとニキビの治りが悪くなったり、
ニキビ跡が消えないといったことにもつながっていきます。

ヒアルロン酸が必要な人とは?

ヒアルロン酸はすべてのニキビがある人に必要があるわけではなく、
肌に十分足りてる人は余分につけすぎてしまうと粘性があるため
毛穴を塞ぎやすくなったり却ってニキビの原因となってしまうこともあります。
そのため脂性肌の人や若くて肌の再生能力が衰えてない人などは
無理に補充する必要はありません。
ヒアルロン酸が必要なのは乾燥肌や敏感肌の人達です。

ヒアルロン酸を増やす方法

化粧品

ヒアルロン酸を含む化粧品はたくさんありますが、
ヒアルロン酸は分子が大きいため
なかなか真皮層までは届かないと言われています。
そのため肌の浅い部分で潤いを出すためには役立ちますが
真皮層でヒアルロン酸自体を増やすのにはそれほど効果的ではなく、
また粘性のある皮膜を作るので
ニキビのある時は良い保湿成分とも言えません。

ヒアルロン酸を使う場合はできるだけ低分子のものを使ったり
イオン導入などを使うことで浸透性が高まります。
最近では浸透しやすい「ヒアルロン酸ナトリウム」や
「スーパーヒアルロン酸」といった成分も出てきています。

食品やサプリメントでの摂取

ヒアルロン酸は食品やサプリメントで摂取することも可能です。
経口摂取による効果については疑問点もあるようですが、
全く無駄ということもないでしょう。
食品としては吸収されにくいことが多いので、
やはり低分子化されたサプリメントで摂取した方が効率はいいようです。

ヒアルロン酸を多く含む食品

ヒアルロン酸を日常的に摂取しやすい食品としては
納豆や山芋、オクラ、もずくなどがあり、
ネバネバしたものに多く含まれています。
また鳥の手羽や鮭やカレイなどにも含まれています。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸は医療機関などで注射によって投与することも可能です。
最も効果的な方法ですが投与する部分が限られることと
定期的に注射しないと効果が持続しないという面があります。

まとめ

ヒアルロン酸は細胞と細胞をつなぎ合わせている成分で
肌のハリを保ったり優れた保水力を持つことで知られています。
ヒアルロン酸が不足することで肌環境が悪くなり
ニキビに対する影響も大きくなります。
ヒアルロン酸は加齢とともに減少していきますので
できるだけ何らかの方法で増やすことが
ニキビケアや肌の健康維持につながります。