ニキビのために摂取したいポリフェノールの種類と効能

2016年12月15日

ポリフェノールはほとんどの植物に含まれる成分で
様々な健康的な効果があることが分かっています。
植物が外部の刺激などから身を守るために作り出す成分で
熟しているものほど多く含まれています。

ポリフェノールは安全性が高く食品の品質を保つため
添加物として使われることもあります。
ポリフェノールは300種類以上あると言われ代表的なものでは
フラボノイドに分類されるイソフラボン、アントシアニン、カテキン、
タンニンなどがあり、それぞれ効果が微妙に違ってきます。

ポリフェノールの効果

ポリフェノールには抗酸化作用や抗アレルギー作用、高血圧の予防、
動脈硬化の予防、抗ガン作用、メラニン色素の生成抑制、
血糖値を下げる作用、虫歯予防などがあるとされています。

ポリフェノールの肌やニキビへの効果

ポリフェノールの抗酸化作用とは肌細胞を酸化させ
ニキビを悪化させる原因となる活性酸素を無害化する働きです。
また悪玉コレステロールが酸化されにくくなり
血流が良くなると冷え性などが改善され
代謝が良くなり肌の再生がうまくいくようになります。

他にもポリフェノールの種類によって次のような効果もあります。

カテキンやタンニン

カテキンやタンニンには殺菌効果があるとされ、
ニキビの原因菌であるアクネ菌や雑菌の増殖を抑える作用があります。
カテキンはワインやお茶、りんご、ブルーベリーなどに多く含まれます。
タンニンは赤ワインやお茶、バナナ、柿などに含まれています。

イソフラボン

イソフラボンは女性ホルモンの一種であるエストロゲンと
似た働きを持つことで知られホルモンバランスを整えるのに
効果があるとされる成分です。
体内の男性ホルモンを抑制して皮脂の分泌を抑え
ニキビの発生や悪化を防ぎます。
イソフラボンは大豆や豆腐、納豆などに多く含まれます。

エラグ酸

エラグ酸は美白成分として厚生労働省からも認可されている成分です。
メラニンの生成を抑制してニキビ跡の色素沈着などに効果的です。
エラグ酸はイチゴやラズベリー、クランベリー、クルミ、ザクロ、ナッツなど
に含まれています。

ポリフェノールの摂取

ポリフェノールは水に溶けやすく吸収されやすい一方で
体内に蓄積されず持続性が弱い面があります。
そのため、効果を持続するには毎食こまめに摂取することが大切です。
特定の効能が目的であればサプリメントなどを利用した方が効率的です。

ポリフェノールは様々な食品に含まれているので
不足することはなさそうですが日本人の平均では
3割ほど不足しているというデータもあるようです。

ポリフェノールを多く含む食品としては
赤ワインやチョコレート、ココア、コーヒー、緑茶などがあります。
ワインは高級なものや熟成期間が長いほど
多く含まれている傾向が高くなります。
またココアも製品によって濃度に差があります。

ポリフェノール摂取の注意点

ポリフェノールはワインで摂るのが有名ですが
ワインには亜硫酸塩が使われていることが多くなります。
亜硫酸塩は酸化防止や殺菌消毒のために添加されている成分ですが
肝臓に悪影響が出ることがあるとされています。
フランス人があれだけ脂質の高い食事を食べて動脈硬化が少ないのは
赤ワインのおかげというのはよく言われることですが、
その影でフランス人の死因には肝臓がんが多いそうです。
そういった心配点もありますのでポリフェノールを摂るなら
亜硫酸塩を使っていないワインか別の食品で摂取した方がいいでしょう。

またタンニンは鉄分の吸収を阻害しますので
鉄分不足による貧血の人や鉄欠乏症の人などは
摂取に気をつける必要があります。

まとめ

ポリフェノールはほとんどの植物に含まれる健康効果の高い成分です。
ポリフェノールには抗酸化作用によって肌細胞の酸化を防いだり
血流の改善で肌の代謝を良くする作用などが得られます。
ポリフェノールの種類によっては殺菌効果やメラニンの抑制作用があり
ニキビの発生や悪化を防ぐ効果が期待できます。