思春期ニキビの原因とは?おもな原因はホルモンバランスの崩れ

2016年9月14日

10代くらいの思春期と呼ばれる時期にニキビができやすい原因って何でしょうか? まわりを見て、ニキビができやすい人とできにくい人がいるのは、なぜでしょうか? 思春期ニキビと大人ニキビのケアはそれぞれ違うのでしょうか?

成長期である思春期ニキビの主な原因は、ホルモンバランスの崩れだと言われています。 ホルモンバランスが崩れると皮脂の分泌が増えやすいことがわかっています。

ニキビは、放っておいて自然に治ってしまうものもあれば、 悪化して赤みが広がったり膿んだりすることもあります。 ​なかには、思春期でもニキビとは無縁で過ごす人もいます。 これは、皮脂の分泌量や角質の状態、新陳代謝のスピードなど、 身体の条件の違いによって、ニキビのできやすさには人によって差があるからです。

ニキビと完全にオサラバするには、 まずはニキビの出来るメカニズムを知ってから根本的な原因を改善することが大切です。

ニキビの出来るメカニズム

ニキビはなぜできてしまうのか? その原因は細菌の繁殖です。 にきびの細菌として代表的なのが、アクネ菌です。 このアクネ菌があなたのお肌にどのような影響与えるかを知りましょう。

アクネ菌というのは誰の体にも元々いる常在菌です。 アクネ菌は空気が嫌いで、脂肪を栄養分にしている細菌です。

アクネ菌が栄養分とするのは皮脂なので、 皮脂や角栓で毛穴が汚れで詰まると、中で増殖を繰り返すのです。

アクネ菌は皮脂を分解し脂肪酸を作り出すのですが、 この脂肪酸がニキビの原因と言われています。

また、アクネ菌が分泌する物質には、 ニキビの炎症や皮膚細胞を破壊する働きのあるものもあり非常に困った存在です。

アクネ菌は常在菌ですので、身体からすべてなくすということはできません。 また、アクネ菌は、普段は肌を弱酸性に保ったり、 細菌の侵入を防ぐというバリアー的な役割も担っていますので、 完全にいなくなってしまうと肌の機能が低下します。

ニキビのような皮膚疾患の元になる細菌としてはアクネ菌のほかにマラセチア菌などもいますが、 共通しているのは皮脂を好むということです。 そのため、何らかの要因で皮脂が過剰に分泌されると、 ニキビの原因菌が増殖するというわけです。

ニキビができないようにするためには、 どんな時に皮脂の過剰分泌が起こるかを突き止め、 どうすればそれを防ぐことができるのかが根本的な対策になります。

ホルモンバランスのくずれ

思春期のニキビは男性ホルモンの影響が大きいと見られています。 男性ホルモンには、皮脂の分泌を亢進する働きがあります。 皮脂の分泌量が増えれば、毛穴は目詰まりを起こしやすくなり、 皮脂が栄養源にしているアクネ菌の繁殖を招きニキビができやすくなるわけです。 思春期にニキビができやすくなるのは、このホルモンバランスがくずれるからだとされています。

このように、ニキビの原因となりやすい男性ホルモンは、 女性の体内にも存在していて、卵巣と副腎皮質から分泌されています。 ニキビができやすい女性は、血液中の男性ホルモン値が高くなるということも知られています。

この年齢的なホルモンバランスの乱れは身体の成長からくるものですから避けようがありません。 20代を過ぎるとホルモンバランスが整ってくるので思春期ニキビはできにくくなります。

ホルモンバランスを整える食品

ホルモンバランスが整えるには、女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンを摂取するのが効果的とされています。 ただし、大豆イソフラボンは摂りすぎにも注意が必要で、1日75mgで納豆1パック程度が目安です。

他にも、ホルモンバランスを整えるビタミンE(ナッツ類やアボカドなど)や 女性ホルモンひとつであるエストロゲンの代謝に働きかけるビタミンB6(マグロやカツオなどの魚類)といった ホルモンに良い影響を与える食品を摂るのも必要です。

思春期ニキビの基本ケア

若い時期はどうしてもニキビができやすいので、 身体を清潔に保つことも大切になります。 シャンプーや石鹸、ボディソープの洗い残しも 皮膚の汚れにつながり毛穴をふさぐ要因になりやすいのでしっかり洗い落とすようにしましょう。

タオルの刺激、間違った洗顔方法などもニキビの悪化につながります。 また初期のニキビを自分で潰したすることもニキビ痕ができやすくなるので禁物です。

まとめ

思春期のニキビ対策は皮脂の過剰分泌を抑えることです。 皮脂の過剰分泌はホルモンバランスの乱れが原因であることが多いので、 ホルモンバランスを整えるために女性ホルモンによい食事をバランスよく摂取するのが有効です。 身体を清潔にしてニキビに刺激を与えないといったことが、思春期ニキビの基本的な対処となります。