ニキビにやさしい洗顔方法 【 皮脂の取りすぎ注意! 】

2016年9月23日

洗顔は、メイクをする人としない人、肌のダメージ度、脂性肌、乾燥肌、敏感肌などで適切な方法が変わってきます。若いうちでひどい脂性肌でなければ、水洗顔だけでも十分でしょう。少し乾燥しがちだと思ったら化粧水を少しつけるだけで済みます。健康な肌にはもともと潤いを分泌する成分とそれを保持する機能が備わっています。また、肌には雑菌や細菌、紫外線などからガードするバリア機能もあります。

洗顔は加減しないと皮脂を摂りすぎて肌のバリア機能を壊してしまうことがあります。ニキビになったからといって顔を洗いすぎたり、神経質になっていろいろな成分の入った洗顔料を試したりと、どんどん悪循環に陥ってしまうこともよくあることです。メイクをする人でも、なるべくなら洗顔かクレンジングのどちらかで済ませるようにしましょう。そうすることで肌のバリアを壊してしまうリスクを少なくできます。

肌のターンオーバーがきちんと機能していれば潤いのある肌はどんどん生まれ変わってきます。そんな本来の機能を止めてしまうのが角質や皮脂の取りすぎです。角質が無くなってくると身体の防御機能は角質を作り出すターンオーバーを早めます。そうすると不完全な角質が積み重なって厚くなってきます。洗顔のし過ぎも肌が乾燥して身体の機能が皮脂をどんどん出すようになります。そうなると、角質が厚くなって毛穴を詰まらせる原因にもなりかねません。これらがニキビの原因になってくるのです。

基本的な洗顔方法

  • ぬるま湯でしっかりと泡立てて、摩擦や刺激を少なくしながら洗うようにします。
  • 洗った後はしっかりと泡を取り除き、すすぎ残しのないようにします。
  • 洗顔後は、清潔なタオルを使って、刺激しないように水分をふき取ります。
  • 洗顔は、1日何回も洗わず、1~2回で済ませるようにします。

ニキビのある肌に刺激は禁物です。掻いたり潰したりするとニキビが悪化したり、治っても痕が残ることがあるので、痒くても我慢して刺激を与えないようにしましょう。

洗顔のポイントや注意点

メイクを欠かせない人

メイクを欠かせない人は石鹸だけで落とせるミネラルメイクアップ化粧品を使ったり、水で洗い流せるクレンジングクリームや拭き取るだけのミルククレンジングなどを試してみるのもいいかもしれません。

洗顔料の成分

保湿成分

洗顔料に保湿成分が含まれているかはそれほど気にすることはありません。もともとセラミドなどの保湿成分は水では浸透しにくく乳液などで用いるほうが効果的とされています。

界面活性剤

石鹸などに含まれている一部の界面活性剤が肌のバリアを壊してしまうことがあります。すべての界面活性剤が悪いというわけではなく、洗浄に用いられる界面活性剤の洗浄力が強すぎて角質層のセラミドなどが溶けてしまうことがあります。

脂性肌

脂性肌だと思って洗顔をしすぎていませんか?思春期の頃は本当にオイリーなことがほとんどですが、大人の場合は、インナードライという表面は脂性肌で内部は乾燥しているという状態が多くあります。思春期の頃に皮脂がたくさん分泌してくるのは成長のために仕方のないことです。大人の皮脂の過剰分泌は、乾燥していることによって、それを身体が補おうとしていることがあるのです。

ですので、
顔が脂っぽい→顔を洗う→皮脂が減る→皮脂が分泌される
という悪循環になっていることも多いのです。これを解消するには洗顔の回数を減らしたりして試してみるしかありません。皮脂の過剰分泌は乾燥以外にもさまざまな原因があるので特定するのが困難なのです。

いろいろな洗顔方法

水洗顔

敏感肌や乾燥肌向けの水洗顔です。一般的なやり方は、朝は水だけで洗顔して、夜は洗顔料を使った洗顔をします。先ほどの表面は脂性肌だけど内部は乾燥しているんじゃないかと疑われる人にもおすすめな方法です。

朝は水(ぬるま湯)だけで洗顔します。ぬるま湯の温度は脂性肌の人ほど高めにします。敏感肌30℃~脂性肌38℃くらいを目安にします。ポイントは30回ほどすすぐことです。後はタオルで刺激を与えないように拭くだけ。化粧水はなるべく使わないようにします。 夜は、クレンジングと洗顔料を使って洗顔します。その後でなるべくシンプルな成分の化粧水や乳液、クリームなどで保湿します。

スクラブ洗顔

スクラブ洗顔は不要な皮脂や角質を落としてくれますが、必要な分までも削ぎ落としてしまうというリスクがあります。クレンジング剤やピーリングにも言えますが、適切に不要な分だけを落とすのはターンオーバーの正常化に繋がりますが、落としすぎは逆にターンオーバーをさらに悪化させ肌にダメージを与えてしまいます。

泥洗顔(クレイ洗顔)

毛穴ケアなどによく使われる泥を使った洗顔方法です。汚れに対する吸着が強く、毛穴に詰まった汚れや皮脂を落としてくれます。泥はミネラルも豊富なので保湿力が高く天然ものなら肌にも刺激が少ないのです。気をつけるのは天然成分の多く入ったものを選ぶこと。安いものには化学物質がたくさん入っていることがあるようです。また、泥の産地によっても違いがあるようです。泥洗顔も洗いすぎや長時間の使用は禁物です。汚れを落とす力が強いということは必要な皮脂まで落としてしまうリスクもあります。

米ぬか洗顔

米ぬかにはビタミンB群、ビタミンE、亜鉛など肌にいい成分がたくさん入っています。直接米ぬかを使うこともできますし、米ぬかを使った商品もあります。米ぬかを使った洗顔方法は、普通に米ぬかを水で溶いて顔に伸ばしてマッサージするようにします。まんべんなく馴染んだら刺激を与えないように洗い流します。洗顔後は通常通りに保湿などのケアをします。

泥洗顔や米ぬか洗顔は、毎日ではなく週に1~2回取り入れるくらいでも効果的だと言われています。このほかにも塩、酢、牛乳、酒粕を使った洗顔方法などがあります。

まとめ

洗顔は、肌のダメージ度や肌質などによって適切な方法が変わってきます。大切なのは、刺激を与えないようにすることと、汚れや不要な皮脂は落とすけれど必要な皮脂まで取りすぎてしまわないようにすることです。また、乾燥するようでしたら保湿をします。肌がきちんと潤っているようでしたら身体が正常に機能しているということですから余計な成分を含むものは付けないほうが賢明です。