ニキビに保湿は逆効果?ニキビ肌の保湿対策

2016年9月24日

ニキビに保湿は逆効果?

ニキビの出来ている肌、ニキビができやすい肌は保湿するべきなのか? はたまた、どんな化粧品を使えばいいのか?加減はどのていどなのか?迷うことも多いかと思います。

これは年齢やニキビができている原因にもよりますので、人それぞれの症状や肌の状態によって変わってきます。まず、保湿は重要ですが、よほど軽いニキビでなければ、保湿だけでニキビが治るということはありません。保湿はあくまでもニキビの出来にくい肌にするためにするものです。肌が乾燥した状態だと人の身体は、皮膚を守ろうとして皮脂をどんどん分泌してきます。この皮脂の分泌過剰がニキビの原因になることが多いため、それを抑えるために乾燥させないようにする必要があるのです。

現状肌がきちんと潤っている若い人などは保湿はいらないし、むしろ余計な成分が肌の保湿機能やバリア機能を低下させてしまうことも考えられます。保湿成分を肌に浸透させるために異物を侵入させない機能を破壊するような本末転倒なことを繰り返ししていることもよくあることです。

ただし、大人になると水分保持やバリアの役目をする肌の機能も徐々に衰えてきます。そのため、20代以降になってくるとニキビのあるなしに関わらず、ある程度の保湿は欠かせなくなってきます。気をつけたいのは角質を傷つけたり、せっかく備わっている保湿機能やバリア機能壊さないようにすることです。

保湿はどんな成分がいいのか?

保湿は、ただ水分を与えただけではすぐに蒸発してしまいます。そこで水分を与えてから油分で蓋をするような方法が以前はとられていましたが、油ではフタにならずに、むしろニキビにとって良くないことも多いことが分かってきました。

そこで現在では、セラミドやNMF、アミノ酸といった保湿成分を補う保湿の方法が多くとられています。セラミドは角質層を構成している細胞間脂質のうちのひとつで主に水分の蒸発を防ぐ保湿の働きがあります。

セラミド

セラミドにもいろいろ種類があり、「 植物性セラミド 」、「 天然セラミド 」、「 合成セラミド 」、「 ヒト型セラミド 」などがあります。このうち、保湿に最適なのは人の身体とほぼ同じ成分で生成した「 ヒト型セラミド 」です。成分表示は「セラミド2」や「セラミド3」などです。ただし、ヒト型セラミドも水分に溶けにくいという性質がありますのでナノ化されて分子を小さくしたものでないと角質のすみずみまで浸透しません。

コラーゲンやヒアルロン酸

コラーゲンやヒアルロン酸も保湿力に優れていますが、これらはもともと表皮の奥にある真皮層にある成分です。本来なら角質層にない成分を浸透させるため、肌に合わない場合があります。コラーゲンも分子が大きいのでナノ化されていないと浸透しにくくなります。また、ほとんど真皮まで到達することはないためコラーゲンやヒアルロン酸そのものは増えません。コラーゲンやヒアルロン酸事態を増やしたい場合は食品やサプリなどで摂取する必要があります。

セラミドの方が優れているというわけではなく、どの成分が合うかは人それぞれですので、ある程度の期間は使ってみる必要があります。

ニキビができているときの保湿

脂性肌だから保湿は必要ないということはありません。肌の表面は脂でベトベトでも中は乾燥していることが良くあるのです。乾燥も皮脂の分泌を盛んにします。そのため皮脂の分泌を保湿で抑える必要があります。

ニキビができているときは、化粧品は極力オイルフリーのものを使うようにしたほうがいいですが、インナードライなど症状によっては油分があったほうがいいこともあります。そんな時は、もともと表皮にある脂質のセラミドなどを含むものを使うのも選択肢のひとつです。

乳液やクリームを塗るのもできるなら控えたほうがいいです。 ニキビが炎症を起こしているときは、治療を受けて医師に判断してもらいましょう。

まとめ

ニキビの出来ている肌、ニキビができやすい肌は保湿するべきなのか? はたまた、どんな化粧品を使えばいいのか?加減はどのていどなのか?迷うことも多いかと思います。 成長期できちんと肌が潤っていれば保湿の必要はありませんが、20代を過ぎてくると肌の水分を保つ機能も少しずつ衰えてきます。

保湿は重要ですが、よほど軽いニキビでなければ、保湿だけでニキビが治るということはありません。保湿はあくまでもニキビの出来にくい肌にするためにするものです。化粧品は極力オイルフリーのものを使うようにしたほうがいいですが、インナードライなど症状によっては油分があったほうがいいこともあります。そんな時は、もともと表皮にある脂質のセラミドなどを含むものを使うのも選択肢のひとつです。