顔の皮脂がすごい!若いころほど多い皮脂の過剰分泌を抑える正しいケアとは?

2016年9月15日

皮脂が出すぎて鼻や頬が脂でべっとり、顔は赤くなったりなど、思春期ニキビの原因はほとんどが皮脂の過剰分泌に起因するものと見られています。皮脂は誰でも必ず出るもので、人の身体には必要なものです。正常な肌は適度な皮脂によって肌を保護しています。肌の水分を維持する天然保湿成分であるNMFやセラミドなどの皮脂に支えられて潤いを保っているのです。

とはいえ、あまり出すぎるのも困りものです。そこで、皮脂の過剰分泌が起こる原因といくつかの対処についてまとめてみました。

皮脂の過剰分泌が起こる原因とは?

通常は皮脂の分泌は適度な量に保たれていますが、ホルモンバランスの崩れや肌の乾燥などで皮脂の分泌が過剰になることがあります。10代の頃にできるニキビの多くは、成長ホルモンの働きが活発ですので、男性ホルモンが増えることで皮脂の過剰分泌が起こります。大人になってからの皮脂の過剰分泌は、生活習慣の乱れやストレスも関係してくると見られています。

大人ニキビの多くは、睡眠不足や食生活の乱れ、会社での人間関係でのストレスなどによってホルモンバランスなどが乱れ、皮脂の過剰分泌が起こったり、肌が乾燥したりすることが原因と考えられています。思春期と大人のニキビどちらも、皮脂の過剰分泌で毛穴が詰まり、そこにアクネ菌などのニキビ菌が増殖してニキビができるという原理は同じです。

思春期のニキビは、成長とともに皮脂の分泌も適度になり収まってくることが大半ですが、大人ニキビの場合は生活習慣の改善やストレスの解消なども必要となってくるのです。

成長ホルモン

思春期のころに分泌が増える成長ホルモンは皮脂分泌を活発にさせます。思春期ニキビの多くは、成長ホルモンによるものです。成長ホルモンは、その名のとおり骨や筋肉など身体を成長させたり発達させたりする働きがありますので、特に幼少期から思春期にかけて活発に分泌されます。成長ホルモンは、代謝を調節したり、免疫機能などにも影響する重要なホルモンですので大人になっても分泌されますが年齢とともに減ってきます。

男性ホルモンと女性ホルモン

骨格や筋肉の成長、性器、性的な発達に影響を与える男性ホルモンも皮脂分泌を盛んにさせます。 男性ホルモンも成長期に活発に分泌されます。 大人になってからもストレスなどの影響によって自律神経が緊張すると男性ホルモンの分泌量も増えることが知られています。 女性にも元から微量に男性ホルモンが分泌されており、さらに男性ホルモンとよく似た働きをする黄体ホルモンという女性ホルモンも皮脂の分泌量を増やします。生理の始まる前の黄体期にニキビができやすい女性が多いのはこのためです。

肌の乾燥

肌の潤いが足りないと、肌の機能は水分を補おうとして皮脂を分泌しようとします。 前述したように、正常な肌は、水分を維持するNMFやセラミドなどの皮脂が潤いを保っているのです。 肌の乾燥による皮脂の減少が、かえって皮脂の過剰分泌を引き起こすのです。 脂性肌だと思ってケアしていても、実は肌は水分不足になっていて乾燥していることがあります。

皮脂の過剰分泌への対処

年齢別のケア

思春期の皮脂の過剰分泌は、身体の成長に伴う正常働きですので、洗顔と油とり紙などで抑えていくしか仕方のない部分があります。 無理にホルモンの分泌を抑えると体の成長にも影響を与えてしまいますから。 年とともに皮脂の分泌も減少していきますので、正しい洗顔と食事など基本的なケアで乗り切っていくしかなさそうです。 思春期のニキビケアと違い、大人の場合は意識して水分を補給してあげないと肌がカサカサになってしまいます。 保湿に関してはいろいろな方法や製品がありますので、少しずつ自分に合ったものを見つけていくことです。

石鹸や化粧水

なるべく肌に刺激の少ないものを使います。化粧品はノンコメドジェニックという記載があるものを選びます。 ビタミンC誘導体が配合されていると皮脂の過剰分泌を抑制してくれます。 油分は潤いを与えてくれるものと悪化させるものがありますので注意が必要です。

毛穴の角栓と皮脂の除去をしてくれるピーリング石鹸や洗顔料を弱めのものから試すのもいいかもしれません。 ふき取るものより洗い流すタイプの方が肌に余計な刺激を与えずに済みます。

重要なのは、皮膚の出口をふさがないことです。余分な皮脂やメイクなどの汚れを肌に残さないよう、 泡立てた洗顔料を手にとり肌に刺激を与えないよう洗う習慣をつけましょう。

食事

揚げ物など油で揚げた油分が多く含まれている食事は皮脂のもとになります。 糖分の多い食事も、消化されると油分に変してしまい皮脂のもとになります。 クッキーなどのお菓子は、脂質と炭水化物で糖分が高い加工品ですので食べ過ぎに注意。

なるべく、ビタミン類を多く含んだ緑黄色野菜や魚を取り入れた食事にしましょう。 お酒は糖分を多く含んでいるだけでなく、皮脂の代謝を促すビタミンB群を大量に消費しますので、ほどほどにしておきましょう。

ビタミンB2やビタミンB6は脂質を分解します。

ビタミンB2を多く含む食品
レバー、うなぎ、牛乳、しじみ、納豆、のり、卵 など

ビタミンB6を多く含む食品
バナナ、牛乳、豆腐、かつお、鮭 など

ビタミンCは皮脂の分泌を抑えてくれます。
緑黄色野菜、果物、柿、ブロッコリー、イモ類 など

肌の潤いをアップさせてくれるヒアルロン酸を含んでいる食品
手羽先、イカ、豚足、鮭、カレイ、うなぎ、納豆、山芋、オクラ など

皮脂を抑えるパントテン酸を多く含む食品
卵、牛乳、レバー、納豆、さけ、いわし、 たらこ、アボカドなど

糖の代謝や脂肪酸代謝の働きで皮脂を抑えるパントテン酸は、多くのの食品に含まれているので、あまり不足になることはないようです。

これらの栄養素を食事で摂るか、サプリメント等で摂ることで皮脂の過剰分泌を抑える効果が期待できます。

まとめ

皮脂は誰でも必ず出るもので、人の身体には必要なものです。正常な肌は適度な皮脂によって肌を保護しています。 通常は皮脂の分泌は適度な量に保たれていますが、ホルモンバランスの崩れや肌の乾燥などで皮脂の分泌が過剰になることがあります。 思春期の頃は、活発な成長ホルモンや男性ホルモンが増えることで皮脂の過剰分泌が起こります。 大人になってからの皮脂の過剰分泌は、生活習慣の乱れやストレスも関係してくると見られています。 皮脂の過剰分泌への対処は、基本的には正しい洗顔と肌にあったケア製品、食事に気を使うことなどです。 大人の場合は、肌が乾燥しがちになりますので、保湿ケアも必要になってきます。