あせも(汗疹)とニキビの見分け方 予防と対策など

2017年1月11日

首回りや胸、背中などに赤いブツブツができるとニキビなのか
あせも(汗疹)なのか見た目では判断がつかないことがあります。
皮膚科に行ってもすぐには判断ができないこともあります。
あせもは幼児や子供にできやすい皮膚疾患ですが
最近では大人でもできることが増えているようです。
ニキビなどの皮膚疾患とあせもは対処法によっては
どちらかに悪影響を及ぼすこともありますので
小さなお子さんほど気をつける必要があります。

あせもとニキビの違い

あせもは汗腺にできニキビは毛穴に起こるトラブルです。
白いあせもには痒みはあまりありませんが
湿疹を伴う赤いあせも痒みがあることが多くなります。
あせもは汗によってできますので夏の暑い時期にできることが多く、
環境を良くすればすぐに治ってしまうこともありますが
ニキビの場合は治療薬などを使わないと長引く傾向があります。
また、あせもとニキビが併発していることもあります。

あせもに似た別の皮膚疾患

その他にもあせもとよく似ていたり併発しやすい皮膚疾患には
アレルギーによるものや毛包炎、アトピー性皮膚炎、とびひなどがあります。
特に小さなお子さんはあせもを掻きむしると傷口に細菌が入り込み
とびひに発展してしまうこともありまるので注意が必要です。

あせもの原因

あせもができる原因は主に汗によるものです。
汗が皮膚に残る事によって細菌が付着しやすくなり炎症や水ぶくれを引き起こします。
また衣服の刺激や日焼け止めの影響などによってもできることがあります。

あせもの予防と対策

赤ちゃんや幼児の場合

まず赤ちゃんや小さなお子さんの場合は
皮膚科など医療機関できちんと診てもらった方がいいでしょう。
小さなお子さんは汗腺の数が大人と変わらず
肌のバリア機能がきちんと発達していないためあせもができやすく、
別の皮膚の疾患にもかかりやすく
原因がはっきりしていないと対処法も違ってきます。
また医療機関でも最初は判断がつかないこともあり
治療が合わないと時間がかかるケースも出てきます。

大人の場合

大人の場合は軽度なものは市販薬を使ったり
こまめに汗の対処をすることで比較的簡単に治ってしまうことも多くなります。
慢性化したり炎症や化膿がひどいようでしたら皮膚科に行って
症状に合った薬を処方してもらった方が間違いありません。

あせもの基本的な対策

あせもの基本的な対策はこまめに汗の手入れをすることにつきます。
ベビーパウダー以外はニキビにも有効です。

  • 涼しくすること
  • 汗はこまめに拭き取る
  • 薬を使っている場合は汗を拭き取ったら塗り直す
  • 通気性の良い衣服を着て清潔に保つ
  • 衣服の刺激に気をつけてなるべく締め付けのないものにする
  • 寝てる時に掻いてしまわないように爪は短くしておく
  • ベビーパウダーなど水分を吸収するものもあせもには効果的
    (ニキビが併発している時などは毛穴つまりの原因になり悪化させることもある)
  • 日焼け止めがあせもの原因になっていると考えられる場合は
    度数の低いものに変えたり帽子や肌を隠す衣服などでカバーする
  • さじ一杯から二杯分の重曹を入れた風呂に入る

あせもに効果的な市販の塗り薬やローションなど

桃の葉ローション 医薬部外品

保湿成分、桃の葉エキス、アロエエキスを配合したあせもには定番のローションです。
あせもや肌荒れ対策に使える、弱酸性・低刺激、皮フ科医による皮フ刺激性テスト済み。

桃の葉の薬 第2類医薬品

桃の葉ローションよりも効き目が強め。
「桃の葉の薬」はあせもや皮膚炎に古くから用いられてきた
桃の葉の行水療法から開発された医薬品です。
桃の葉”から主成分が抽出されています。

ビーンスターク薬用クリーム 医薬部外品

桃や果物にアレルギーある人やニキビなどを併発している人向け。
肌をしっとり清潔に保ち乾燥を防ぎます。
あせも・しもやけ・ひび・にきびなどに効果的です。

シッカロール ナチュラル

あせもを防いで肌を快適に保つ植物生まれのベビーパウダーです。
吸湿&放湿機能性パウダー配合。
ニキビのあるときは毛穴を詰まらせて
悪化させることがありますので気をつけてください。

エンクロン 軟膏EX 指定第2類医薬品

あせもやニキビ両方に使えるステロイドで短期間で集中的に使うのも効果的です。
かゆみを抑えるジフェンヒドラミンや炎症を抑えるグリチルレチンが配合されています。
皮膚科に行っても抗生剤入りのステロイドを処方されることが多くなります。

まとめ

赤いブツブツができるあせもとニキビは見た目では判断がつかないことがあります。
あせも(汗疹)は汗腺にニキビは毛穴に発症する皮膚疾患です。
ニキビに対してあせもは痒みを伴うことが多くなります。
また、あせもは汗の手入れを行うことで簡単に治ってしまうことも多く 、
ニキビは治療薬などを使わないと長引く傾向があります。