アゼライン酸を使ったニキビ治療薬の効果と特徴

2017年3月11日

アゼライン酸は天然に存在する酸で、
酒さやニキビ、吹き出物のような皮膚疾患、
脱毛の治療などに有効とされる成分です。
日本はともかく海外でもマイナーな成分ですので、
酒さや脱毛の人でないとほとんど聞かない成分だと思います。
日本では処方薬としても扱われていないので、
使う場合は保険適用外か海外の医薬品を輸入サイトなどで
購入して自己責任で使うようになります。
海外ではニキビ専用の治療薬として
アゼライン酸15%程度のゲルやクリームが何種類か販売されています。

アゼライン酸の特徴と効果

アゼライン酸の特徴として刺激や副作用が少ないことが挙げられます。
最近ニキビの治療薬としてよく使われているディフェリン(アバタレン)や
ベピオゲル(過酸化ベンゾイル)のような刺激がなく、
皮むけや赤みといった症状に悩まなくて済みます。
ただしその分効果も弱くなりますが、肌の弱い人や
なかなか自分にあったニキビ治療薬が見つからない場合は
試してみる価値があるかもしれません。
症状として軽度から中度のニキビ、
色素沈着を起こしてるニキビにも効果的とされます。
重度のニキビ治療には向いていません。

アゼライン酸のニキビへの効果

アゼライン酸のニキビへの働きとしては、
ケラチノサイト(表皮角化細胞)の産生を調節して毛穴の詰まりを解消します。
抗菌性や抗炎症作用があり、アクネ菌やブドウ球菌など細菌の増殖を抑えます。
アゼライン酸には活性化したメラノサイトだけをターゲットにして、
色素沈着を抑える作用もあるとされます。
また、レチノイドや過酸化ベンゾイルのように
紫外線の影響を受けにくいことも利点の一つです。

アゼライン酸配合治療薬の一般的な使い方

  • 1日2回朝と夕方患部に塗布して軽くマッサージします。
  • 使う前には刺激の少ない石鹸や洗浄剤などで皮膚を綺麗にしておきます。
  • アルコールやスクラブ、ピーリング作用のある洗浄剤は使用しないでください。
  • 乾燥した後で化粧品なども使用することができますが、
    できるだけ毛穴をふさがないようなものがいいでしょう。
  • 絆創膏や包帯などで患部を覆わないようにします。
  • アゼライン酸による治療中は刺激のある食品(辛いものやスパイシーなもの)、
    熱い食品や飲み物、アルコール飲料は控えた方が良いとされます。
  • 2~3か月程度で改善が見られない場合は治療法を見直します。

アゼライン酸の副作用や注意点

  • アゼライン酸はマイルドな成分ですが、最初の数週間は皮膚の刺激を感じることがあります。
  • ひどいかゆみや炎症、皮膚の異常が見られる場合は使用を中止して医師に相談してください。
  • 目や粘膜には使えません。目に入った場合は大量の水で洗い流します。
  • 妊娠中や授乳中の使用に関する十分な研究はなく安全性は確立されていません。
  • アゼライン酸やプロピレングリコールにアレルギーがある場合は使用しないでください。
  • イソトレチノインとは相互作用があることが知られていますので服用しないようにしてください。

参考:https://www.drugs.com/pro/azelaic-acid-gel.html

アゼライン酸クリーム(Azac Cream)


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  • 価格 <15g> $10.34

成分

アゼライン酸 20%

効能

尋常性ざ瘡(ニキビ)

まとめ

アゼライン酸は酒さやニキビなどの
皮膚疾患に効果があるとされる天然の成分です。
アゼライン酸を使ったニキビ治療薬は良く処方されるディフェリンやペピオゲルと比較して 刺激や副作用が少ないマイルドな薬ですがその分効果も弱くなります。
軽度から中度のニキビ治療に適しています。
過角化を防ぎ抗菌性や抗炎症作用でニキビを解消したり予防します。
日本では承認されていませんが
海外ではニキビ専用の治療薬が何種類か販売されています。