70以上もの豊富な栄養成分を含むアロエベラのニキビへの効果

2017年2月28日

アロエは南アフリカ、アマダガスカル、アラビア半島、インド洋の島々など
温帯な地域が原産と考えられている多肉植物です。
現在、その種は500以上もあるとされ世界各地に広く分布しています。

アロエは観葉植物として栽培されたり食用として利用されるほかに、
いくつかの種は古来から傷薬や民間医療に使われている歴史があります。
中でも民間医療や傷の応急処置に使われるので有名なのがアロエベラです。
古代のギリシャ人やローマ人もアロエベラを使って傷を治療したと言います。
アロエベラのベラとは「真実の」という意味があります。

アロエベラは化粧品や石鹸、シャンプー、日焼け止め、
香料、シェービングクリームなど皮膚に使用する製品のほか、
ヨーグルトやジュースなどの健康食品に使われています。
実際アロエベラエキスの製造は世界最大の植物産業の一つです。
ただし、アロエの効能にはいくつかの研究に相反する結果もあり、
議論になることもしばしばあるようです。

日本で使われているアロエ

日本に伝来して根づいた寒さに強いキダチアロエも
様々な薬効があるとされ応急的な医療目的で使われることが多い種です。
日本ではキダチアロエも普及していますが
海外で利用されているのはほとんどがアロエベラです。
他に日本でよく使われるのは日本薬局方に医薬品の原料として
登録されているケープアロエなどがあります。

アロエベラの主な有効成分

アロイン、アロエニン、アロエチン、アルボラン、ミネラル、サッカライド、
アミノ酸、アントラキノン、酵素、リグニン、サポニン、サリチル酸
などを含む、75以上の成分が含まれています。

アロエベラに含まれるビタミン類

ビタミンA、C、E、B12、葉酸、コリン(ビタミン様物質)

アロエベラに含まれる鉱物類

カルシウム、銅、セレン、クロム、マンガン、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、亜鉛

アロエベラの効果

これらアロエベラのいくつかの有名な種には
豊富な栄養素と解毒作用などの特性があります。
アロエベラの利用方法としては、火傷、日焼け、凍傷、
乾癬の治療、痒みや炎症抑えるなど皮膚の治療のほか、
喘息、胃潰瘍、糖尿病の副作用を和らげるために使われることもあります。

アロエベラのニキビへの効果

アロエベラは免疫機能を強化して細菌の感染を防ぎます。
亜鉛は免疫機能を維持することに重要な成分です。
オーキシンおよびジベレリンと呼ばれるホルモンは抗炎症作用があり
傷の治癒を助けるとされ、ニキビにも使われます。
炎症は多くの病気の元になることが知られています。
アロエベラは、炎症を軽減して活性酸素による
細胞の損傷を防ぐのに役立つビタミンやミネラルも含有します。
アロエベラには抗酸化特性のあるビタミンA、C、E が含まれているため、
ニキビの悪化を防ぐとともに肌の再生を助けます。
また、炎症や痛みの元になる物質の一つにブラジキニンがありますが、
アロエベラはブラジキニンを分解する作用があるとされています。
アロエベラに含まれる酵素は、タンパク質を分解し酵素を燃料に変えて
細胞を適切に機能させ、有機酸はコラーゲンの生成を促進します。

アロエベラの使い方

アロエベラやキダチアロエを直接使う場合は、食用として用いたり、
アロエを切り中のヌルヌルしたジェル状の部分を肌に直接塗って使います。
食用にする場合は苦味があり食べにくいので工夫が必要です。

製品としては様々な種類の化粧品や食品に添加されて販売されています。
ものによって含有量が少なかったり、余計な成分が含まれていて
ニキビや肌に良くない影響を与えるものもありますので、
できるだけ天然のものやアロエ成分の含有量が多いものを選ぶと効果も高くなります。

アロエベラ使用の注意点

アロエベラやキダチアロエは通常の量を使用してる分には
特に副作用と言われるようなものはありません。
多量に服用したり長期間服用すると胃の痛みや痙攣、
腎臓の問題、低カリウム、筋肉系の衰弱、体重減少、
心臓の問題などが引き起こされることがあるとされています。

アロエには緑の葉に含まれているアロイン(黄色い汁)という
緩下作用のある成分が含まれています。
食品として販売されているものは取り除かれていると思いますが
自分で栽培して直接食べる場合はこの部分を食べると下痢をすることがあります。

また、妊娠中や授乳中の人はアロエベラの服用は
流産の報告があるようですので避けた方が無難です。

12歳以下の子供にも腹痛や痙攣、下痢を
起こすことがあるとされていますので注意が必要です。

また、なんらかの治療を受けていて薬を服用している場合などは、
アロエを使う前に医師に相談することが大切です。

まとめ

アロエベラは500種類以上あるアロエの中でも
民間医療や傷の応急処置などに最も使われている種類です。
アロエベラは70以上もの豊富な栄養素を含有し、
解毒作用などの特性があり、化粧品や健康食品など
世界中で利用されています。

ニキビや皮膚に対する効果としては、
免疫機能を強化して細菌の感染を防いだり、
抗炎症作用や抗酸化作用によりニキビの悪化を抑制、
細胞の活性化により治癒を助ける効果が期待されます。