処方箋なしで買える市販のニキビ用塗り薬

2016年10月3日

ニキビができたけど病院に行ってる暇がない時や
悪化してるわけでもないので大袈裟かな
と言うときに重宝するのが市販のニキビ薬です。

炎症を起こしていない軽いニキビなら市販のニキビ治療薬でも
治ってしまうこともあります。

処方箋なしで購入できる市販のニキビ用塗り薬も
たくさんの種類が販売されています。

そこで、おもなニキビ用塗り薬と有効成分をまとめてみました。
飲み薬はこちら → 処方箋なしで買える市販のニキビ用飲み薬

市販のおもなニキビ用塗り薬と有効成分

製品名 有効成分 分類
オロナインH軟膏 クロルヘキシジングルコン酸塩液 第2類医薬品
クレアラシル ニキビ治療薬クリーム イオウ、レゾルシン、グリチルリチン酸ニカリウム、トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE) 第2類医薬品
クレアラシル 薬用アクネジェル イソプロピル メチルフェノール、アラントイン、レゾルシン、ビタミンB6、アロエ 医薬部外品
小林製薬 ビフナイトn ニキビ治療薬 イオウ、グリチルレチン酸、イソプロピルメチルフェノール 第3類医薬品
小林製薬 ビフナイト ニキビケア イオウ、フェノール 医薬部外品
アクネス 薬用アクネジェル レゾルシン、グリチルレチン、ビタミンE誘導体、ビタミンB6 医薬部外品
エスエス製薬 アンナザルベ・エース イオウ、レゾルシン、グリチルレチン酸 第2類医薬品
ペアアクネクリームW イブプロフェンピコノール、イソプロピルメチルフェノール 第2類医薬品
プロアクティブ 洗顔料 : サリチル酸
美容液 : サリチル酸、グリチルリチン酸二カリウム
クリーム : サリチル酸、ビタミンC誘導体
医薬部外品
プロアクティブ(アメリカ市販品) 過酸化ベンゾイル 海外製品
クレアラシル(アメリカ市販品) サリチル酸、過酸化ベンゾイル(旧製品) 海外製品
アクネフリー アクネ&ブラックヘッド ターミネーター 過酸化ベンゾイル 海外製品
ニュートロジーナ ニキビ治療薬 過酸化ベンゾイル 海外製品

※第1類~第3類医薬品というのは医療機関で処方される薬 よりも作用が弱いものです。
医薬部外品はニキビの治療ではなく予防向けの製品になります。
海外製品となっているのはネットでしか購入できません。 海外から輸入する形となり購入できる数量など制限があります。

塗り薬に含まれる有効成分と効能

効き目が強いのは海外のニキビ治療薬で使われている
過酸化ベンゾイルやサリチル酸になります。

クロルヘキシジングルコン酸塩液

殺菌・抗菌作用があります。
副作用はほとんどありません。発疹などの過敏症0.1%未満。

イオウ

角質を剥がすピーリング効果に殺菌効果があります。
副作用は少ないものの稀に発疹や痒みがでる人もいるようです。

イブプロフェンピコノール

抗炎症作用があり、軽度な炎症・痛み・かゆみを抑えるために使われます。
ステロイドと比較して副作用が少ないため、慢性皮膚炎などの長期治療に適しています。

イソプロピルメチルフェノール 

細菌だけでなく真菌(カビの一種)にも殺菌効果があるため
にきびの原因となるアクネ菌とマラセチア菌の両方に対応できます。
はれ、じんましん、発疹などの副作用が出ることがあります。

レゾルシン

殺菌効果と角質を溶解する作用があります。
人によってアレルギー反応を起こすことがあります。

グリチルリチン酸、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸

甘草(カンゾウ)という植物の根から取れる抗炎症成分です。
ステロイド同様の作用があるため、長期の使用はステロイドと同じような副作用が懸念されています。

サリチル酸

角質を軟化させる作用があり、ピーリング治療でも使われる成分です。
副作用は少ないものの発疹や赤み、痒みが出る人もいるようです。

過酸化ベンゾイル(ベンジルパーオキシド)

アクネ菌、マラセチア菌の強度な殺菌効果と角質の溶解作用があります。
海外では以前からニキビ治療薬によく使われている成分です。
日本では2015年に認可されました。
アメリカのクレアラシルでも主成分として使われていますが、
日本のクレアラシルには含まれていないため、アメリカのものを購入している人もいます。
効果が強い反面、強い乾燥、赤みの跡、衣服の脱色などの副作用も報告されています。

アラントイン

肌荒れの改善や予防効果があるため化粧品によく使われる成分です。
消炎鎮静作用や角質を剥がす作用もあるようです。
副作用は特にありません。

※塗り薬などの外用薬は内服に比べて副作用は少なくなります。
また、ネットで誰でも購入できるような日本の薬は濃度が低くなっています。
副作用が少ないとはいえ異常を感じたらすぐに使用をやめて医師に診てもらってください。

ステロイド系の塗り薬

ステロイド系の塗り薬ではテラ・コートリルフルコートがドラッグストアなどで売られています。
炎症を抑えるとともに抗生物質も含まれていますので殺菌効果もあります。
ステロイドは即効性はありますが長期間使用できないのと副作用もありますので
できるだけニキビ用の塗り薬を使用したほうがいいでしょう。

また、ニキビの原因がアクネ菌ではなく真菌のマラセチア菌だった場合(マラセチア毛包炎)は
抗生物質は効かないどころかマラセチア菌以外の菌だけを殺傷してしまい、
マラセチア菌を増殖させてしまうようなこともあります。
マラセチア菌に効くのはニゾラールのような抗真菌薬です。

まとめ

処方箋なしで購入できる市販のニキビ用塗り薬をまとめてみました。
まだ軽い症状のニキビなら市販の治療薬だけで治ってしまうことも多いものです。
長期化しそうな場合は、皮膚科で診てもらって適切な薬を出してもらいましょう。