ビタミンC誘導体化粧水の選び方 【 ニキビ対策・ニキビ跡 】

2016年10月5日

ニキビ跡やニキビ対策にビタミンC誘導体入りの化粧水や美容液がいいという話はよく聞きます。
ですが、種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからないといったことはありませんか?

ビタミンC誘導体とは?

美肌作用があると化粧水などに良く含まれるビタミンCですが
実は、そのままだと肌表面で酸化してしまい
肌にはほとんど吸収されないという欠点があるのです。
そこでビタミンCを改良して肌に浸透しやすくしたものがビタミンC誘導体です。

ビタミンC誘導体がニキビに効果的な理由

ビタミンCにはニキビにとって欠かせない効果がたくさんあります。
皮膚科のニキビ治療でもビタミンCの内服が処方されるのも
内側からニキビを抑制するような効果的な作用があるためです。

  • 皮脂の分泌を抑える
  • 抗酸化作用
  • メラニンの抑制
  • 毛穴を引き締める
  • コラーゲンの生成を促進

ビタミンC誘導体の種類

ビタミンC誘導体は大きく分けて次の3種類があります。
下へ行くほど浸透されやすく持続性も高くなります。

  • 水溶性
  • 脂溶性
  • 両性(水溶性と脂溶性の特質を合わせたもの)

水溶性

肌へは水と油の関係になりますので皮脂に弾かれて浸透しにくくなります。
化粧水などには溶けやすくべたつきがありません。
蒸発しやすいので持続性が短くなり乾燥しやすくなることもあります。
高濃度のものは刺激が強くなります。
水溶性にはリン酸型とグルコシド型がありリン酸型が素早くビタミンCに変化するのに対して
グルコシド型は緩やかにビタミンCに変化します。
表皮に作用しやすくニキビなどの問題がある場合は水溶性の方が適しています。

成分名

リン酸アスコルビルMg(アスコルビルリン酸Mg、リン酸-Lアスコルビル酸Mg)
リン酸アスコルビルNa(アスコルビルリン酸Na、リン酸-Lアスコルビル酸Na)
アスコルビル酸グルコシド
アスコルビル酸エチル

脂溶性

脂分の皮脂膜に吸収されやすく浸透率が高く刺激が少ないのが特徴です。
持続性があるので保湿効果が高くなります。
水溶性に比べて深い真皮層まで浸透します。
液体のタイプよりもクリームやジェルタイプと相性が良くなります。
敏感肌、乾燥肌の人に向いています。

成分名

テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VC-IP)
ジパルミチン酸アスコルビル
パルミチン酸アスコルビル

両性(水溶性と脂溶性の特質を合わせたもの)

両性タイプは水溶性、脂溶性両方の特質を兼ね備えているもので
APPSとAPISという2種類の成分があります。
これまでのビタミンC誘導体と比べ100倍の浸透力があり
表皮と真皮両方に作用しやすくなります。
脂溶性より吸収が早く刺激も少なくなっています。

成分名

パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)
イソステアリルアスコルビルリン酸2Na(APIS)

ビタミンC誘導体入りの化粧水の選び方

ビタミンCは効果的な反面、肌が刺激に反応する人もいるそうです。
使ってるうちに慣れてくることが多いようですが、敏感な人は濃度の薄いものから試しましょう。

ビタミンC誘導体入りの化粧水や美容液を選択する時は
次の2つのポイントで決めましょう。

ビタミンC誘導体の配合量

表示の先の方に成分名が記載されている方が配合量は多いことが多くなります。
水溶性の場合は濃度が高すぎると刺激が強すぎることがあります。 ビタミンC誘導体には皮脂を抑える作用があるので、 乾燥肌の場合は濃度が低いものを、脂性肌の場合は高濃度が適しています。

タイプ(水溶性・油溶性・両性)で選ぶ

ニキビや肌トラブルがある場合は水溶性
乾燥肌や敏感肌の保湿目的なら脂溶性か両性
健康な肌なら両性
ニキビ痕は真皮まで浸透する両性

まとめ

美肌効果の高いビタミンC誘導体ですが
ニキビにも内側から抑制するような効果があることがわかっています。

化粧水や美容液を選ぶときのポイントとしては、
ニキビや毛穴など表皮に問題がある時は水溶性で濃度がそれほど高くないもの。
ただし、乾燥がひどい時は両性でもいいと思います。
なるべく信頼のおけるメーカーのものを使いましょう。
ニキビ痕には真皮まで浸透する両性が適しています。