【 亜鉛とニキビの関係 】不足しがちな亜鉛のニキビへの影響とは?

2016年10月6日

ミネラルは体の機能を維持している栄養成分です。
その中でも身体の機能維持に欠かせないものは必須ミネラルと言われ「 亜鉛 」もそのうちの一つです。

亜鉛のニキビに対する影響

亜鉛のニキビに関連するおもな作用としては
肌の新陳代謝を促す、抗酸化作用、たんぱく質の合成、免疫力向上
などがあります。

亜鉛は多く摂ればいいというものではなく、
たくさん摂ればニキビが改善するといったものでもありません。
ただ、慢性的に不足していると、肌荒れやニキビのできやすい肌環境になってきます。
また、できてしまっているニキビに対しては、活性酸素に対する抵抗力が低下し
肌の代謝も悪くなりますのでニキビを治すためのサポート力が落ちてきます。

多くのビタミンと同じようにミネラルも不足すると身体の不調を引き起こす欠乏症となります。
ミネラルは身体の重要な成分にも関わらず体内では作られません。
さらに、亜鉛は身体に吸収されにくい性質を持っています。
そのため、不足がちな人は食事で摂るとともにサプリなどで補う必要があります。
特にアルコールの取りすぎや激しい運動などは亜鉛を大量に消費します。

亜鉛の摂取量

亜鉛は、摂取しすぎても他のミネラルの働きを消してしまうこともあり適度な摂取量が大切です。
成人男性の1日の推奨量は「10mg」、必要量は「8mg」、上限は「40mg~45mg」です。
成人女性の1日の推奨量は「8mg」、必要量は「6mg」、上限は「35mg」です。
女性の場合は、妊娠中は2~3mg多く摂取する必要があります。

亜鉛の食事での摂取

亜鉛の吸収率が悪いと言われる理由に、亜鉛を含む食品が毎食摂りにくいことと
亜鉛の吸収を防いでしまう食品が多いことがあります。
厚生労働省の調査では食事からの亜鉛の吸収率は30%程度だったそうです。

亜鉛を多く含む食品

牡蠣、からすみ、ビーフジャーキー、煮干し、するめ、パルメザンチーズ、牛肉、豚肉 など

亜鉛の吸収を防いでしまう食品や成分

食物繊維

穀類と藻類由来のもの
ワカメ、ひじき、昆布、のり、小豆、大豆、小麦など

タンニン

コーヒー、紅茶、緑茶など

シュウ酸

ほうれん草、タケノコ、モロヘイヤ、さつまいも、レタス、ブロッコリー、チンゲンサイ、セロリ、大根、ナス、トマト、枝豆、ピーナッツ、チョコレート、コーヒー、紅茶、緑茶、ココア、ビールなど

フィチン酸

穀物や豆類を使った製品、インスタント食品など

ポリリン酸

スナック菓子、インスタント食品など

亜鉛の吸収率を上げる成分

逆に亜鉛の吸収を助ける成分もあります。

ビタミンC

緑黄色野菜: パセリ、ブロッコリー、ピーマンなど
果物 :レモン、いちごなど
その他:芋類、豆類、緑茶など

クエン酸

梅干し、柑橘系の果物など

動物性タンパク質

肉類、魚類など

亜鉛の副作用

亜鉛は普段の食事ではまず過剰摂取になることはありません。
サプリメントなどで1日に極端な量を摂取した場合には
急性亜鉛中毒を起こすことがあります。
また、仕事の関係で長期間に亜鉛を摂取してしまう環境などにいると
吐き気、下痢、発熱などの副作用があることが報告されています。

まとめ

亜鉛は私たちの身体の健康維持に欠かせない成分です。
亜鉛には肌の新陳代謝を促したり抗酸化作用などがあります。
亜鉛が不足することによってニキビができやすく、ニキビの治りにくい肌環境になってきます。
亜鉛は体内では生成されないので外部から取り入れる必要がありあすが
吸収率が悪いことでも知られています。
不足しがちな人は、偏った食事に気をつけて、サプリなどでも補う必要があります。