【 化粧水 】ニキビに適した保湿成分 ニキビに向かない保湿成分とは?

2016年10月8日

ニキビケアには保湿が大事とよく言われますが、
「 どれを選んでいいのかわからない! 」
といったこともありますよね。

そこで、化粧水でよく使われている保湿成分の中から、
ニキビ肌に向いているものと、できれば避けたほうがいいものを分類してみました。
ノンコメド、オイルフリーだから安心ではなく、きちんと成分を見て決めましょう。

保湿以前にピーリング効果のある
サリチル酸、グリコール酸、AHA
などの成分はニキビ肌ではNGです。

ニキビ肌に適した保湿成分

セラミド

セラミドはもともと体内にある成分で細胞間脂質の半分ほどを占めています。
細胞間脂質は細胞と細胞の間で水分を抱え込んでいるような存在で
肌の潤いを保っています。

セラミドには石油から合成した疑似セラミドや
植物由来のセラミドなどいくつかの種類がありますが
保湿力が優れているのは酵母を利用して生成したヒト型セラミドです。
ヒト型セラミドは人の角質層にあるセラミドと同じ化学構造を持っています。
セラミドにはメラニンの合成を抑制する作用もありニキビ痕にも効果的です。

プラセンタ

プラセンタは胎盤という意味で、人や動物の胎盤から抽出した成分です。
プラセンタはアミノ酸を豊富に含んでいるためNMF(天然保湿因子)の生成を促して
保湿能力を高めます。
他にも抗酸化作用、コラーゲン生成、メラニン色素抑制、皮膚の再生促進など
ニキビの改善に最適な効果が得られます。

プラセンタには、人、馬、豚、植物などから抽出されます。
人から抽出したものは薬事法で禁止されてるため化粧水には含まれていません。
化粧水に使われているのは、ほとんどが馬か豚、植物のものになります。
植物由来のものはエイジング効果が薄いとされています。
選ぶなら良質な馬プラセンタがベストでしょう。

ヘパリン類似物質

ヘパリン類似物質は皮膚科で処方されるヒルドイドクリームの有効成分です。
ディフェリンなどピーリング系のニキビ治療薬の乾燥防止用に保湿剤として
併用されることの多い薬です。
ヒルドイドクリームは医師の処方でなければ購入できませんが、同じヘパリン類似物質
の薬が市販でも手に入ります。
HPクリーム、アットノンクリーム、ヘパソフトクリームなどでいずれも第2類医薬品です。

適量なら向いている保湿成分

スクワラン

スクワランは人や動植物の体内にあるスクワレンという成分を水素添加させたものです。
スクワレンは皮脂膜の成分でもあり天然の保湿剤としての作用があります。
脂性なので化粧水に含まれることはあまりなく、スクワランオイルなどを
化粧水をつけた後や化粧水に少量混ぜて使います。

スクワランには殺菌作用がありニキビにも効果があるとされています。
通常は1滴ほどで使用しますが乾燥肌の場合は2~3滴にします。
あまりつけると皮脂が増えて逆効果になりますので注意してください。

ニキビ肌に向かない保湿成分

ヒアルロン酸、コラーゲン、ワセリン、リピジュアなど

肌の表面に強い皮膜を作って保湿するタイプは、
落とすのに強い洗浄力を必要としたり
毛穴の詰まりを起こしやすくなります。
ニキビができやすい人には向いていません。

オリーブオイルや椿油など

オーガニックオイルに含まれることの多いオレイン酸は
皮脂に近い成分であることからアクネ菌の栄養分になり
ニキビを悪化させる原因になることがあります。

グリセリン

製薬会社の調査でグリセリンの使用はアクネ菌を増殖させるという結果が出ました。
アクネ菌はニキビの原因菌として知られる菌です。
普段から肌に存在していて他の菌とともにバランスを取って肌のガードなどをしています。
この製薬会社の調査は、「 保湿剤がアクネ菌の栄養源となるか 」を調べたものですが
数種類ある保湿剤のうちグリセリンの増殖率が最も高かったというものです。

PG(プロピレングリコール)

プロピレングリコールは皮膚への浸透率を高めたり保湿効果のために添加される成分で
化粧品やシャンプーなどに良く含まれています。
PG(プロピレングリコール)は皮膚障害を起こす可能性のある「表示指定成分」に
指定されている成分です。
もともと原液は猛毒ですが、日常的な使用では急性な毒性は持たないとされています。

BG(ブチレングリコール)

ブチレングリコール(BG)は、保湿と抗菌の効果があり皮膚への刺激が少ないことから
多くの化粧品に使用されています。
人によってはアレルギー性接触皮膚炎の症例も報告されているようです。

まとめ

化粧水でよく使われている保湿成分の中から、
ニキビ肌に向いているものと、できれば避けたほうがいいものを分類してみました。

ニキビに適した保湿成分 セラミド、プラセンタなど

ニキビ肌に向かない保湿成分 ヒアルロン酸、コラーゲン、ワセリン、リピジュアなど皮膜を作るタイプ
グリセリン、PG(プロピレングリコール)、BG(ブチレングリコール)など