【 ニキビとホルモンの関係 】 男性ホルモンの抑制に効果的な方法とは?

2016年9月15日

ニキビと男性ホルモン・女性ホルモンの関係とは?
男性ホルモンがニキビの原因なら減らすにはどうすればいいの?

皮脂の分泌を活発にする男性ホルモン

男性ホルモンはニキビを引き起こす原因と考えられています。
男性ホルモンは皮脂の分泌を活発にさせます。
脂である皮脂の分泌量が多いと、
皮脂そのものと汚れなどで毛穴が詰まりやすくなります。
増えた皮脂が毛穴の外に排出されなくなるとできるのがニキビなのです。

男性ホルモンは男性だけと思いがちですが、
女性の身体でも作られていますし、
逆に男性の身体でも女性ホルモンは作られています。
大人ニキビの多くは、男性ホルモンの作用によって
引き起こされていると言われています。
実際に、大人ニキビに悩まされている女性の何割かは、
血液中の男性ホルモン値が高まっているというデータもあります。

2種類の女性ホルモン

女性の身体では男性ホルモンによく似た働きをする
黄体ホルモン(プロゲステロン )と卵胞ホルモン(エストロゲン )
という2種類の女性ホルモンが分泌されています。

男性ホルモンに似た黄体ホルモン

黄体ホルモンは男性ホルモンと似ているため、
皮脂を分泌を促してニキビをできやすくします。
アゴなど男性のひげがはえる部位にできやすいの
も男性ホルモンが原因となるニキビの特徴です。
生理前の2週間は黄体ホルモン値が優位になり
ホルモンバランスが崩れてしまっているためニキビができやすくなります。
また、この時期は皮膚が乾燥しやすくなっていますので
さらに肌環境が悪化します。

皮脂分泌を抑える卵胞ホルモン

逆に卵胞ホルモンは皮脂分泌を抑えてくれる働きを持っています。
卵胞ホルモンは美肌ホルモンとも言われ、
きめ細かい肌を保ってれる女性の強い味方です。
女性ホルモンのバランスが保たれていれば、
ニキビもできにくくなるというわけです。

生理が始まるころには通常は
卵胞ホルモン値が優位になりはじめ肌は落ち着いてくるものですが、
ストレスや何らかのの影響によってホルモンバランスの崩れがあると、
ニキビは治らずに悪化していく場合があるのです。

男性ホルモンを抑制するには

男性ホルモンを直接抑制するような効果があると
一般に知られた薬はないようです。
通常は女性ホルモンを増やしたりホルモンバランスを
整える方法が用いられています。

女性ホルモンのバランスを保つには

ホルモンのバランスをとるのに良く知られた方法です。
いずれも摂取量や副作用にはじゅうぶん気をつけてください。

大豆イソフラボン

ホルモンバランスを整えるのには大豆類に含まれる
大豆イソフラボンの摂取が効果的です。
大豆イソフラボンは卵胞ホルモンに似た働きをしますので
皮脂の分泌を抑えやすくなります。
豆乳、豆腐、納豆などの大豆製品に含まれているので
手軽に取れる対処法のひとつです。

卵胞ホルモン(エストロゲン)を減らしてしまう食事

エストロゲンを減少する食品は控えましょう。

  • 緑茶、みかんやオレンジなどの柑橘類
  • キャベツやブロッコリーなどアブラナ科の野菜
  • きのこ、パセリ、赤ブドウなど

また、亜鉛の取りすぎやタバコのニコチンもエストロゲン
を減らしてしまいます。

チェストツリー

チェストツリーは植物の一種でよくハーブなどに用いられています。
チェストツリーの成分がホルモンバランスの乱れを整える働きがあることから
美肌用サプリメントなどにも含まれている製品があります。

マカには注意

マカには、ホルモンバランスを整える作用があり
女性ホルモンの分泌も促しますが、男性ホルモンも活性されてしまいます。
そのため、女性が摂取するとニキビができやすくなることがあるようです。

低用量ピル

ピルにはホルモンバランスを整える作用があり、
実際にニキビの治療に使われることもあります。
婦人科や皮膚科のホルモン治療で処方は可能なようですが、
ニキビ目的だと保険が効かない場合があるのと、
喫煙量や肥満などの制限がいろいろとあるようです。
中には重大な副作用もあるのでリスクも高くなります。


ダイアン(Diane-35)

ダイアン(Diane-35)は、卵胞ホルモン(エストロゲン)と
男性ホルモンを抑制する酢酸シプロテロンが含まれており、避妊目的以外に
ニキビなど女性における男性ホルモンによる疾病の治療に使用されています。


ダイアンのジェネリックであるローラー35

まとめ

ニキビと男性ホルモン、女性ホルモンの関係は、
ニキビの原因となる皮脂分泌を活発にするのが男性ホルモン。
女性ホルモンには2種類あり、男性ホルモンに似た黄体ホルモンと
逆に皮脂分泌を抑えてくれる卵胞ホルモンがあります。
いずれも量は違いますが男女問わず体内で作られています。
男性ホルモンを抑制するためには、卵胞ホルモンを増やして優位にするか、
ホルモンバラんスを整えるという方法がよく用いられています。