産後ニキビはホルモンバランスの乱れが原因!授乳中でも安心な改善策

2016年10月18日

産後はニキビができやすい時期です。
出産後は肌の状態もいいことが多いのですが、
1か月もすると体質がガラッと変わって肌荒れや
ニキビができてくることが増えてきます。

妊娠から産後まではそれまでの生活とはまったく
違うリズムになるため、身体のいろんな面で変化がでてきます。
産後の生理が戻るころに治まればいいのですが、
中にはそのまま体の不調を何年も引きずる人もいます。
産後のニキビの原因の多くはホルモンバランスの乱れに
よるものと見られています。

ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモンには黄体ホルモンと卵胞ホルモンの2種類があり
妊娠中から分泌量が増えてきます。
出産後はこの女性ホルモンの分泌が減少するようになり、今度は
母乳を産生するのに必要なプロラクチンというホルモンの分泌量が
増えてくるため体内でホルモンバランスが大きく変化します。
産後のホルモンバランスの乱れは、ニキビ、乾燥肌、かゆみ、湿疹
などさまざまな肌トラブルを引き起こします。

出産後1か月ほどからニキビが増えだす人が多く、逆に妊娠前は
ニキビ肌だったのが出産してからニキビができなくなる人もいるよう
です。産後のホルモンバランスが整ってくるのは通常、卒乳後や
生理が再開してからになりますが人によってかなりバラつきがあります。

産後ニキビのケア

産後ニキビのケアは授乳中だと病院の薬が使えないのが難点です。
できるだけ身体に負担のない方法を挙げてみます。

ホルモンバランスを整える

前述したように女性ホルモンには黄体ホルモンと卵胞ホルモン
の2種類があり、それぞれニキビや肌への影響が違います。
黄体ホルモンは男性ホルモンに似た働きをするため皮脂の分泌
を活発にするのに対して卵胞ホルモンはまったく逆の皮脂を抑える
ような作用をします。卵胞ホルモン(エストロゲン)は美肌ホルモン
とも言われるように皮膚の血行を良くしてハリなどを与えてくれます。

大豆イソフラボン

ホルモンバランスを整えるにはこの卵胞ホルモンに似た大豆イソフラボン
を食事で摂るのが効果的です。大豆イソフラボンは豆乳、豆腐、納豆
などの大豆製品に含まれています。

チェストツリー

チェストツリーは植物の一種でよくハーブなどに用いられています。
チェストツリーの成分にホルモンバランスの乱れを整える作用が
ありサプリメントなどにも含まれている製品があります。

卵胞ホルモン(エストロゲン)を減らしてしまう食事

エストロゲンを減少する食品は控えましょう。

  • 緑茶、みかんやオレンジなどの柑橘類
  • キャベツやブロッコリーなどアブラナ科の野菜
  • きのこ、パセリ、赤ブドウなど

また、亜鉛の取りすぎやタバコのニコチンもエストロゲン
を減らしてしまいます。

軽い運動

身体を動かすことによってもホルモンバランスは整ってきます。
産後なので激しい運動は避けて軽い運動を毎日するようにしましょう。

質のいい睡眠をとる

産後の睡眠不足もニキビができる原因になっていることがあります。
出産すると睡眠のリズムが変化してくるので、それに対応できるように
体内のリズムを調整する作用のあるメラトニンの分泌量が増えて
きます。メラトニンは睡眠ホルモンとも言われ自然な睡眠を促す
働きもあるとともに母乳の産生に必要なプロラクチンの分泌も促し
ます。プロラクチンにも産後の睡眠不足やストレスを緩和するような
作用があることが知られています。

このように産後の睡眠の乱れにも耐えられるような機能が身体には
備わっているのですが、もし睡眠不足になるようでしたらメラトニンの
生成に必要なセロトニンを意識して増やしてあげましょう。
セロトニンを増やすには、朝日を浴びたり、セロトニンの合成に必要な
トリプトファンやビタミンB6を食事やサプリで摂取するようにします。

まとめ

産後のニキビの原因の多くは
ホルモンバランスの乱れによるものと見られています。
授乳中はニキビの治療に薬が使えないので、
食生活などでホルモンバランスを整えたり
質のいい睡眠をとることでニキビを改善していく方法が考えられます。