ニキビ肌にいい洗顔石鹸の選び方 固形石鹸と洗顔料ではどっちがいいの?

2016年10月21日

ニキビ肌の洗顔にはどんな洗顔料を使えばいいのでしょうか?

固形石鹸がいいとも聞くし、弱酸性の洗顔料が肌に優しいと
いう話も聞きますので迷う人も多いかと思います。

洗顔料の種類

現在よく使われている洗顔料は大きく分けて2種類あります。
石鹸と合成洗剤です。
どちらも水と油を親和させて洗浄に用いる界面活性剤です。
また、どちらも固形・液体・粉末のものがありますので見た目では
判断できません。

石鹸と合成洗剤の違い

石鹸と合成洗剤の違いは、原料や作り方、添加物などです。

石鹸は動植物の油脂を原料としたもので性質は弱アルカリ性になります。
成分はおもに石けん分とアルカリ剤のみといたってシンプルです。

合成洗剤は石油や天然油脂を原材料にしたもので
石鹸の欠点を補うように開発されています。
身体を洗うことを目的にした製品は弱酸性が多くなります。
合成洗剤は洗浄力や性能をあげるため、合成界面活性剤
の他にさまざまな添加物が含まれています。

弱アルカリ性の石鹸と弱酸性の合成洗剤では
どちらを使うのが適切かという議論が以前からあります。

肌は酸性ですのでアルカリは刺激になります。
弱酸性の合成洗剤に含まれる合成界面活性剤や
添加物も肌への刺激があります。
両方とも少なからず肌への影響はあることになります。

どちらも刺激があるのでニキビには使わなければいいのが
一番ですが、汚れも落とさないとニキビには悪影響を与えます。

分解性の違い

ここで石鹸か合成洗剤のどちらを選択するかの
判断に使われるのが両者の分解性の違いです。

石鹸と合成洗剤の一番の違いは
肌に界面活性剤が残留するかしないかという点にあります。

合成界面活性剤を含んだ洗顔料や化粧品が
忌み嫌われている理由は、洗い流しても界面活性剤が
皮膚に残って肌のバリア機能を壊してしまうことにあります。

ところが石鹸では洗浄後に洗い流せば界面活性剤が
すぐに分解されて肌に残らないのです。
弱アルカリ性である石鹸を勧める人が多いのはこのためです。

アルカリの方が酸性の皮脂などの汚れに強い面もあり
一時的に肌がアルカリに傾いても肌から分泌される皮脂などで
数十分で酸性に戻ります。

現状は石鹸のほうがいい

現状はアルカリ性の石鹸の方が肌に残らない分、ニキビ肌にも
いいと言えるでしょう。
できるだけ無添加で石鹸成分のみの純石鹸を選ぶこと。
ピーリング作用のあるものは予防時に適切な頻度で使う分には
いいですがニキビがある時は控えたほうがいいです。
また、どんなに肌に優しい石鹸を使ってもゴシゴシこすって洗ってたら
意味がないですので洗い方にも気をつけましょう。

敏感肌などで石鹸があわない場合

ただ、どうしても肌が敏感でアルカリ性の石鹸が合わない人もいます。
毒性などの面では合成界面活性剤もかなり改善されてきています。
石油系ではなく天然油脂を使った合成界面活性剤の中には
アミノ酸系界面活性剤など比較的安全で刺激が少ないものも
出てきています。
界面活性剤というと敬遠されるためか植物アミノ酸系洗浄成分と
表示されていたりします。
肌が敏感な人はアミノ酸石鹸などで洗顔してすすぎを良くするなど
して対応するのがいいでしょう。
また、アルカリ性の石鹸でも種類によって刺激があるものとないものが
ありますので何種類か試してみるのもいいかもしれません。

石鹸と合成洗剤の見分け方

一般に石鹸は固形のものが多く、合成洗剤は洗顔料や
洗顔フォームと呼ばれる液体状のものが多くなります。
ですが、中には固形石鹸でも合成界面活性剤を含んでいる
ものもあり見た目では判断できません。

石けん素地、純石けん分、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム

成分表示にこれらが記載されているものが石鹸です。
特に他の添加物が無いものが純石鹸と呼ばれます。

純石鹸の商品例

  • 牛乳石鹸 カウブランド 無添加せっけん
  • シャボン玉石けん シャボン玉浴用
  • ミヨシ 無添加 白いせっけん
  • ねば塾 化粧石鹸やさしいせおと
  • M-mark 無添加せっけん
  • ペリカン石鹸 こども無添加ソープ
  • 暁石鹸 浴用オリブ

石鹸と合成洗剤のメリットとデメリット

合成洗剤のメリット
  • 酸性なので肌への刺激が少ない
合成洗剤のデメリット
  • 分解されにくいので肌に合成界面活性剤が残りやすい
  • 合成界面活性剤には肌のバリアを破壊するものがある
  • 添加物が多い
石鹸のメリット
  • 皮脂などの汚れに強い
  • 分解されやすいので肌に界面活性剤が残りにくい
  • 添加物が少ない
石鹸のデメリット
  • 水に溶けにくい
  • アルカリ性なので肌への刺激がある
  • 脱脂力が高すぎることがある
  • 純石鹸ほど乾燥しやすい

まとめ

現状ニキビ肌の洗顔には固形の純石鹸がおすすめです。
弱酸性洗顔料はアルカリ性の石鹸より肌には優しいですが
界面活性剤が肌に残留するという欠点があります。
また、添加物が多いため中にはニキビを刺激するものが
含まれている可能性もあります。

敏感肌などで純石鹸が使えない時は石油系は避けて
アミノ酸系界面活性剤などを使ってよく洗い流すようにしましょう。
ただ、どんな洗顔料を使ってもニキビに刺激を与える洗い方を
してたら意味がなくなりますので洗い方も大切です。