オロナインでニキビ治療 殺菌作用で赤ニキビの改善に効果的

2016年10月21日

オロナインとは?

オロナイン軟膏は軽傷に塗る薬として昔から家庭の常備薬として
備えられていることの多い薬です。
このオロナインをニキビの治療に使っている人は意外と
たくさんいるようです。
最近でこそニキビも皮膚の病気として認められつつありますが
昔はニキビで病院なんて相当悪化してないとありえなかったものです。
ニキビ治療薬も今ほど充実しておらず、家にあるオロナインを見ると
効能に「 ニキビ 」と記載されているため安心して使っているのでしょう。
実際、オロナインはニキビの治療薬として開発されていたという話もあります。

オロナインの効果

オロナインの有効成分はクロルヘキシジングルコン酸塩液です。
クロルヘキシジングルコン酸塩液は殺菌作用があり、ニキビの原因になる
アクネ菌を減らしてニキビを改善するように働きます。

さらにオロナインにはワセリンやグリセリンといった保湿効果のある成分が
含まれていますので消毒で乾燥しやすくなっている肌の保護も同時に行います。

オロナインが適したニキビの症状

オロナインはアクネ菌を殺菌してニキビを治しますので、アクネ菌がまだ活発でない
初期の白ニキビや黒ニキビには効きません。
むしろ増加していないアクネ菌は皮膚のガードには大切な存在ですので
むやみに殺菌してしまうと肌のバランスが崩れてニキビが悪化したり
オロナインが効かない他の雑菌が増殖したりする可能性もあります。

ですのでオロナインが有効なのはアクネ菌が増えて
炎症を起こしている赤ニキビ以降となります。

また、オロナインが向いているのは大人ニキビのような乾燥しているニキビです。
オロナインは保湿効果があるため乾燥肌には適していますが、
油分も多いため思春期の皮脂の分泌が盛んな時や脂性肌の人には
あまりよくありません。
脂性肌の人が使うときは量を少なめにしましょう。

また、ニキビに塗る時は患部に少し載せる程度で使います。
大量に塗りこむと毛穴を塞いでニキビが悪化しやすくなります。

グリセリンのニキビへの悪影響

グリセリンはさまざまな化粧品に治療薬に使用されている成分です。
グリセリンはもともと体内にある成分で肌を酸性にしてくれたり、潤いを保つ働きがあります。
ある製薬会社の調査でグリセリンがニキビの原因菌でさるアクネ菌の栄養になっているという
結果が出たそうです。
この製薬会社の調査は、「 保湿剤がアクネ菌の栄養源となるか 」を調べたものですが
数種類ある保湿剤のうちグリセリンの増殖率が最も高かったというものです。

オロナインの有効成分であるクロルヘキシジングルコン酸塩液の殺菌作用とどちらが強いかは
わかりませんが、ニキビがぜんぜん改善しなかったらグリセリンの影響もあるかもしれません。

オロナインの副作用

オロナインは副作用の少ない薬です。
ですが人によっては成分が肌に合わないこともありますので
説明書をよく読み、皮膚の発疹やかゆみなどがあったら使用を中止して
皮膚科で診てもらいましょう。

オロナインは長期の使用はやめましょう。
前述したように肌には皮膚を守っている善玉菌がたくさんいます。
殺菌作用のある薬を長期間使用してこれらの善玉菌まで
減ってしまうと肌は無防備になってしまいます。
肌荒れやニキビの悪化にもつながることがありますので
短期間で治らなければ皮膚科で処置してもらうほうが賢明です。

まとめ

傷口の消毒などで使われるオロナインにはニキビ治療薬としての効能もあります。
オロナインがニキビに有効なのは、アクネ菌の殺菌によるもののため
おもに赤ニキビに効果的です。
保湿成分も含まれていますので乾燥した大人ニキビにも向いています。
オロナインには油分があるため、塗る時は少量にして
毛穴を塞がないようにすることも大切です。