乳酸菌とビフィズス菌でニキビ肌の改善効果【 3つのオススメ菌 】

2016年10月24日

乳酸菌のニキビへの影響

腸内を整えてくれる作用があることで知られる乳酸菌。
皮膚は内臓を映し出す鏡と言われるように、
腸内環境の悪化はニキビや肌荒れの原因になってきます。

腸内には乳酸菌やビフィズス菌のような善玉菌の他に
悪玉菌もいますがバランスを取って腸の働きを機能させています。
善玉菌が減って悪玉菌が増えると腸内環境が悪化してくるのです。
腸内環境が悪化すると身体はもとより皮膚に必要な栄養も
吸収されなくなり、便秘にもなりやすくなってきます。

便秘で宿便を溜め込むと悪玉菌が増殖するとともに
不要な老廃物や毒素が排出先を求めて皮膚へ向かうため
ニキビや肌荒れを起こしやすくなってくるのです。

善玉菌が減る原因はたくさんあります。
善玉菌の代表である乳酸菌やビフィズス菌は
新生児の頃がピークで加齢とともに減っていきます。
食物繊維やオリゴ糖の不足、運動不足やストレスでも善玉菌は減ってきます。

乳酸菌とビフィズス菌の違い

善玉菌にはたくさんの種類がありますが、代表的なのが乳酸菌です。
乳酸菌は乳酸を生成する作用がある細菌の総称で体内に600種類くらいいるそうです。
ビフィズス菌は乳酸菌に含まれることもありますが性質や働きが違います。
乳酸菌は酸素があっても生育でき、人や動物の腸内以外に食品などにも含まれています。
ビフィズス菌の生息場所はほとんどが人や動物の体内です。
腸内での善玉菌ではビフィズス菌が99%近くで乳酸菌はあまりいません。
働きとしては両方とも糖を分解して乳酸を作り出すのは同じですが
ビフィズス菌は葉酸などビタミンB群を生成します。

乳酸菌の働き

乳酸菌は腸内で善玉菌を増やして悪玉菌を抑制します。
主な作用は、整腸、糖質分解、消化吸収、病原菌の抗菌、免疫力を高める、
腸内を酸性に保つ、便秘予防などがあります。

乳酸菌を増やすには?

乳酸菌は、ヨーグルト、チーズ、バターなどの醗酵食品や
漬物、味噌、醤油などに含まれています。
善玉菌の栄養源になるオリゴ糖や食物繊維も摂ることで一層効果的です。
腸内の乳酸菌は1週間くらいで死んでしまいますので、なるべく毎日摂取することが大切です。

乳酸菌とホルモンバランスの関係

ニキビの原因の一つとしてホルモンバランスの乱れがあります。
皮脂の分泌を増やす男性ホルモンや黄体ホルモンを抑制するには
女性ホルモン「エストロゲン」を優位にすることが効果的です。
実際にニキビのホルモン治療では、このエストロゲンに似た作用の成分を
ピルで摂取したり注射で投与する方法も使われています。
エストロゲンの分泌は腸内で作られるセロトニンと関わりがあるとされています。
このため、腸内環境が悪くなるとセロトニンが減少して
エストロゲンの分泌も低下してくるというわけです。
また、一種類の乳酸菌を摂るよりもなるべく沢山の種類の乳酸菌を
摂るほうがエストロゲンの分泌を促進すると言われています。

ニキビに効果的な乳酸菌とビフィズス菌

さまざまな種類の乳酸菌やビフィズス菌の共通の効果としては、
便秘の改善や免疫力の強化などがあります。
最近はその他にも花粉症予防や大腸がん予防への作用がある菌
なども見つかっており、中には皮膚に影響するものもあります。
ニキビ治療薬のように即効性はありませんが、長く飲み続けることで
体質が改善されてきます。

クレモリス菌FC株

クレモリス菌FC株は、カスピ海ヨーグルトに含まれる乳酸菌です。
腸内環境改善の他にアトピー性皮膚炎や花粉症の改善や
中性脂肪を減らしたり血糖値の上昇を抑える作用があることで
で注目されています。
クレモリス菌FC株は、生きたままで大腸まで届き腸内で長期間
効果を持続します。
皮膚への効果は炎症の抑制があり、血中コレステロール値の改善作用が
あるため血流をスムーズにして皮膚へ必要な栄養を行き渡らせます。
クレモリス菌FC株は、カスピ海ヨーグルトを食べるか、「フジッコ」が開発する
「善玉菌のチカラ」などのサプリメントで摂取できます。

ビフィズス菌B3(ビースリー)

ビフィズス菌B3は森永乳業の特許成分です。
腸内環境を整えるだけでなく、肌に関する作用としては、脂質の代謝、
紫外線から肌を守る、肌の潤いを保つ、角質層の肥厚を防ぐなど
ニキビ肌の改善に効果が期待できます。
ビフィズス菌B3は森永乳業のサプリメントで摂取できます。

乳酸菌抽出物LFK

乳酸菌LFKは乳酸菌そのものではなく乳酸菌から抽出したものです。
ニキビに似た赤いブツブツが出る「酒さ」の治療剤として特許を取得しています。
また、色素沈着の抑制剤としての特許もあり、ニキビ跡の色素沈着にも
効果が期待できます。
また、研究では白ニキビから紫ニキビ全てに対する効果も見られているということです。
乳酸菌抽出物LFKは、開発をしている「 ニチニチ製薬 」で販売されているサプリメントか、
「 カルグルト 」などのサプリメントで摂取できます。

まとめ

腸内環境の悪化はニキビや肌荒れを引き起こしやすくなります。
整腸に効果的な乳酸菌を摂取することで肌の環境も健康になってきます。
最近では整腸以外にもさまざまな効果のある乳酸菌が出てきています。
ニキビ治療薬のように即効性は望めませんが、摂り続けることでニキビが
出来にくい体質にすることが期待できます。