皮脂の酸化がニキビの原因?【 活性化酸素と抗酸化 】

2016年9月17日

皮脂の酸化がニキビの原因と言われますが本当ですか?
どうすれば皮脂の酸化が防げますか?

さまざまな肌トラブルを引き起こしやすい活性酸素がニキビにも影響を与えています。 活性酸素が皮脂を酸化させることがニキビの直接の原因だったりします。 酸化された皮脂は毛穴に詰まり刺激を与え炎症を引き起こしてニキビは悪化します。

皮脂を酸化させる活性酸素とは?

活性酸素は身体が酸素を取り込むだけでも発生する酸素分子です。 本来の活性酸素は、血行を良くし、老廃物を処理、細菌やウィルスから身体をガードする役割を担っています。

とても役に立ってるような活性酸素ですが、なぜ肌のトラブルになったりニキビの原因になったりするのでしょう?

それは、活性酸素が皮脂や中性脂肪を酸化させて過酸化脂質に変化させてしまうからです。 鉄などの金属が酸化して錆びたりするのと同じように、人の肌も酸化させてしまうのです。

過酸化脂質は身体にさまざまな害を与えることがわかっています。 例えば、脳に蓄積されると思考が衰えぼけてきたり、目の水晶体を濁らせ白内障の原因になったりします。 皮膚に関しては、肌荒れやニキビ、しわを発生させ、免疫機能の低下など肌の老化を進行させます。 このように、過酸化脂質は身体の細胞を攻撃してトラブルを引きおこすもととなるのです。

活性酸素を除去する抗酸化物質

もちろん、人体は過酸化脂質に抵抗する機能も備えています。 体内では活性酸素を分解する酵素が作られ活性酸素を水に分解。 また、ビタミンやアミノ酸、尿酸などは抗酸化作用があり、増えすぎた活性酸素を消してくれています。 普段は、活性化酸素と抗酸化物質がバランスをとっているため、健康を維持できているのです。

皮脂の酸化を防ぐには?

ニキビを作らず悪化させない肌を維持するためには、活性化酸素を増やす要因を減らすこと。 そして、抗酸化作用のある栄養素を積極的に摂って活性化酸素を減らしていくことが重要になってきます。

活性酸素を増やす原因

紫外線、過度のストレス、暴飲暴食、喫煙などは活性酸素を増やします。 加えて喫煙や飲酒は抗酸化作用を持つビタミンを消費してしまいますので、さらに悪循環に陥ってきます。 さらに抗酸化の力は年齢とともに弱まってきます。 これを逆に考えると、抗酸化はニキビだけでなくアンチエイジングにも効果的ということになります。

抗酸化作用のある栄養素と食品

ビタミンC、ビタミンE

抗酸化にいい食品
バナナ、カボチャ、ニンジン、ピーマン、トマト、ナス、キャベツ、ニンニク、ショウガ、ネギ、セロリ、蕎麦、卵黄、 大豆食品、緑茶、プルーン、イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、レッドレズベリー、ブラックベリー、アボカド、アーモンド、ココナッツオイル、わかめ、昆布 など

ビタミンC誘導体化粧品

抗酸化作用の高いビタミンC誘導体が配合されている化粧品です。 ニキビケアに、美白、アンチエイジング、毛穴ケアと肌には最適なビタミンC誘導体ですが、 やや乾燥しやすいという欠点がありました。 これを解消したのが水溶性と油性の両方の性質を持った浸透性の高いビタミンC誘導体APPSです。 最近では、さらに進んだハイブリッドビタミンCという成分も出てきています。

フラーレン配合化粧品

ビタミンCより172倍の抗酸化力といわれるフラーレン。 フラーレンの発見者はノーベル化学賞を受賞しています。 肌トラブルのもととなる活性酸素を除去するとともに 美白、肌あれ、しわケア、バリア機能改善などの効能があると言われています。

まとめ

皮脂の酸化は、活性化酸素が皮脂を過酸化脂質に変化させることで起こります。 体内には活性酸素を除去する抗酸化物質もありバランスをとって身体の機能を維持しています。 活性化酸素が増加したり抗酸化物質が減ったりすることで肌環境も悪化しニキビができやすくなります。 ニキビを作らず悪化させない肌を維持するためには、活性化酸素を増やす要因を減らすこと。 そして、抗酸化作用のある栄養素を積極的に摂って活性化酸素を減らしていくことが重要になってきます。 また、肌に直接塗る化商品なども抗酸化作用のある成分を含んだものを使用するのも効果的です。