新生児ニキビの改善ポイントとは? 【 赤ちゃんのニキビケア 】

2016年11月2日

生後数か月の赤ちゃんは皮脂の分泌量が多くニキビや脂漏性湿疹ができやすいものです。
はじめての時は症状を見て心配になるとは思いますが
通常は何も無かったように綺麗に治ってしまうものです。
痒みがあって身体を掻いたり痛みが見られるようならニキビ以外の病気も疑ってください。

新生児ニキビの原因

生後3か月ごろまでは皮脂の分泌が盛んな頃です。
赤ちゃんはまだ肌の保護機能が整っていないのでニキビなどの湿疹ができやすくなります。
特に皮脂腺が多い顔にできやすく頭にもできることがあります。
症状がひどくなければそれほど心配することもなく、
1年くらいは再発することもありますが徐々に治まってきます。
ただし赤ちゃんの肌はデリケートですし、自分で環境をコントロールできないので
まわりで症状が悪化しないようにケアしてあげることが大切です。

新生児ニキビのケア方法

まずは皮膚を清潔に保つことです。
服や布団はこまめに替えてあげること。母乳パッドもまめに替えてください。

洗い方

赤ちゃんのからだは刺激の少ない石鹸を使ってよく泡だてて洗うようにします。
ゴシゴシと刺激を与えて洗ったり、皮脂を取りすぎてしまうのもよくありません。
洗い残しはニキビの治りを悪くしますのでよく洗い流すようにしましょう。
ニキビがなかなか改善しない時は石鹸を替えてみるのも効果的なことがあります。
赤ちゃん用の石鹸でニキビが良くならないようなときは、
固形の純石鹸のほうが汚れが落ちやすいといったこともあります。
入浴後は余分な水分を残さないように綺麗にふき取ってあげてください。

保湿

肌を乾燥させると皮脂の分泌が増えてきますので保湿は重要です。
まだ肌が潤っている状態で保湿剤を塗って水分を逃がさないようにします。
保湿剤は病院で出されたものが安全です。
市販のものを使う際は油分があると毛穴を詰まらせてしまうことがあり、
落とすのに強い洗浄力が必要になってしまうので注意してください。
同様の理由でワセリンもニキビを治りにくくすることがあります。

母親の食事

母乳の場合、母親の食べているものがそのまま赤ちゃんに影響することもあります。
ニキビができている間だけでも油っこいものや糖分は控えたほうがいいでしょう。

ステロイドの治療薬

ニキビが炎症を起こしているとステロイドの治療薬が処方されることがあります。
赤ちゃんの肌にステロイドを使うのは抵抗がある人も多いと思いますが、
ステロイドにも1~5段階で強さがあり、一般に処方されるのは弱いほうのものです。
ステロイド以外の薬もありますが、即効性があるのはステロイドです。
短期間の使用ではステロイドも副作用がおこりにくく、症状を改善するのに
最も効果的なことが多いのです。

ニキビではない場合

赤ちゃんの乳児湿疹と呼ばれるものはニキビも含めて様々な原因と症状があります。
見た目では判断できないことも多いので、小児科で診てもらいましょう。
良くある症状ではあせもや乳児脂漏性湿疹などがあります。
また、この他にもアトピー性皮膚炎やアレルギーによるものなどもあり
症状によって治療法も変わってきます。

あせも

赤ちゃんの肌は体温や汗の調整機能が整っていないことと
肌の面積に対して汗腺の数が多いことからどうしてもあせもができやすくなります。
あせもには白い水泡や赤い発疹が出るタイプがあり、掻くことで細菌が感染してとびひに
なってしまうこともあります。
あせものケアは汗をかきにくくすることです。赤ちゃんは大人より体温が高めなので
布団のかけすぎや室温が高すぎないか注意したり、汗をかいたら服をこまめに替えてあげましょう。

乳児脂漏性湿疹

主におでこや頭皮に赤いブツブツや黄色いカサブタ状のものができ
炎症を起こしてジュクジュクすることもあります。
生後4か月ころまでに出やすい症状です。
ニキビと同じで皮脂の過剰分泌が毛穴に溜まることが原因です。
ケアとしては赤ちゃんの身体を清潔に保つことです。
脂の固まりがとれない時はワセリンなどで浮かせると取れることがあります。
炎症などの症状がひどければステロイドなどの薬が処方されることもあります。
通常は成長とともに発症しなくなっていきます。

まとめ

生後3か月~1年くらいの赤ちゃんは皮脂の分泌が多く、肌の調整機能も
整っていないため、ニキビなどの皮膚疾患が起こりやすい時期です。
赤ちゃんの肌はデリケートですので症状が悪化しないように適切なケアをしてあげることが大切です。
症状がひどくなければそれほど心配することはなく通常は徐々に治まってきます。