オレイン酸による皮脂の過剰や毛穴の開きがニキビの原因に!

2016年11月9日

オレイン酸とは?

オレイン酸は不飽和脂肪酸のひとつで
オリーブ油や椿油、ひまわり油、キャノーラ油などの
植物油に多く含まれています。

オレイン酸は皮脂にも含まれている成分で肌に対する柔軟性があり
馴染みを良くするために化粧クリームに配合されたり石鹸やシャンプー
に含まれていることもあります。
皮脂は外部からの刺激から肌を守るバリア機能や
乾燥を防ぎ潤いを保つための保湿機能などを持っています。

また、オレイン酸は食用で用いることで体内ではコレステロールを
減らしてくれる効果があることで知られています。

このようにオレイン酸は健康や美肌効果が高いこともある一方で、
脂分ですのでカロリー過剰の心配や皮脂が過剰になってしまうことによる
ニキビや肌トラブルの元になることも気をつける必要があります。

オレイン酸の効能

オレイン酸はコレステロール値を下げ動脈硬化を予防する作用や
胃潰瘍の改善や便秘の解消など様々な優れた健康効果があることで
知られています。
植物性油脂の脂肪酸にはオレイン酸以外にもリノール酸などがありますが、
リノール酸が善玉コレステロールを含む全てのコレステロール値を下げるのに対し
オレイン酸は悪玉コレステロール値だけを下げるという効果があります。

オレイン酸を多く含むオイル

オリーブ油、椿油、スイートアーモンド油、アボカド油、マカデミアナッツ油など。
よく使われる美容油ではオリーブオイルや椿油のオレイン酸含有量が80%ほどであり、
アルガンオイルは約50%、馬油は約35%、ホホバオイルは約10%ほどになります 。

オレイン酸を含む食材

オリーブ油、キャノーラ油、サラダ油、ひまわり油などの調理油。
油豚の脂、ししゃも、うなぎの蒲焼、生ハム、アボカド、ナッツ類など。

オレイン酸のニキビへの影響

オレイン酸は使う人の肌質によってニキビへの影響が異なってきます。
もともと皮脂と同じ成分であるオレイン酸は肌に馴染みやすく皮脂膜の
サポート成分としては理想的ではありますが、皮脂が不足してない人や
オイリー肌の人が使うと皮脂が過剰になってしまいアクネ菌の栄養分となり
ニキビを誘発するおそれがあるのです。

ニキビの原因や炎症を起こす元となるのは常在菌であるアクネ菌の
増加によるものと考えられています。
また、最近では毛穴の開きに遊離脂肪酸が関与しているということも
分かってきています。
毛穴の開きや過角化の原因に過剰な皮脂が影響しているとすれば
ニキビ肌の人にとってはあまり使用はお勧めできません。

一方で、乾燥しやすい人にとってはオレイン酸などにより皮脂の成分を
補強してあげることによって肌が潤いニキビにとっていい影響を与えることもあるのです。
美容油は成分によっても合う人と合わない人がいますので実際に使ってみて
試してみないと分からないことも多くあります。

まとめ

オレイン酸は皮脂の成分でもある不飽和脂肪酸のひとつで
オリーブ油や椿油などにる多く含まれている成分です。
健康的な効果としては食事として体内に摂取することで悪玉コレステロール値を
下げたり便秘の予防になるととされています。
美容を目的としては皮脂になじみやすい成分であることから化粧品に配合されたり
石鹸やシャンプーに含まれていることもあります。
最も多い使い道は美容油としての利用で肌に用いることで皮脂膜の強化をして
バリア機能や保湿機能を高めることです。
乾燥肌の人にとっては適したスキンケアになることもありますが、
皮脂が不足してない人やオイリー肌の人が使うと皮脂が過剰になってしまい
アクネ菌の栄養源になったり毛穴の開きや角質肥大の原因になることもあり
ニキビを誘発しやすくなることもあります。