皮膚の万能薬ティーツリーのニキビへの使い方

2016年11月10日

ティーツリーとは?

ティーツリーはオーストラリアに生息する植物です。
ティートゥリー、ティートリーとも表記されます。
この植物から抽出されるティーツリーオイルはオーストラリアでは古来から
原住民のアボリジニが万能薬として使っていたことで知られ、
現在でも家庭の常備薬として使われてることがあるくらい
殺菌や傷の手当に優れた効果を発揮します。

ティーツリーの効果

ティーツリーには様々な成分が含まれていますが、
その中でもテルピネン-4-オールという成分が
細菌や真菌に対する殺菌作用があるとされています。
また、ティーツリーにはウイルスに対しても
抑制する作用があることも分かっています。
ティーツリーは風邪やインフルエンザ、擦り傷や切り傷、虫刺され、
皮膚炎などに効果があるとされ、
ニキビの原因菌であるアクネ菌や
マラセチア菌などにも抗菌効果を発揮します。

ティーツリーのニキビへの利用

ティーツリーは幅広い殺菌抗菌効果があることから
ニキビにも利用されることがあります。
白ニキビ黒ニキビから始まり炎症を起こした赤ニキビや
化膿した黄ニキビにも効くことがあるようです。
ただし医薬品として検査を受けているわけではないため、
市販されているニキビ薬を使用して効かない場合などに用いた方がいいでしょう。
精油の中でもティーツリーは肌につけても大丈夫ということですが、
中には合わない人もいます。
通常は肌に付けることは推奨されていませんので
自己責任において使用することになります。

ティーツリーの使い方

精油でもティーツリーとラベンダーだけは原液を肌に直接つけても
刺激が少なく大丈夫とされています。
肌につける場合、通常はそのまま原液をつけずに
希釈(薄めること)して使います。
化粧水や洗顔料、ホホバオイルなどのキャリアオイルを希釈基剤にして
5~10mlの容量に対してティーツリーを1滴ほど垂らして混ぜて塗布します。

特に敏感肌の人などは刺激が強すぎる場合もありますので
パッチテストをしてから使用することをお勧めします。
ニキビに使う場合は綿棒などを使って患部にちょこんと塗るくらいにします。
また入浴時に5滴ほど湯船に垂らすことでボディケアに用いたり、
体のニキビにも穏やかな作用を与えることができます。
ティーツリーは酸化しやすいため購入してから時間が経つと皮膚への刺激が
強くなりますので古くなったものの使用は避けた方がいいでしょう。

ティーツリーの副作用

ティーツリーには肌の負担が少なく副作用も少ないとされていますが、
肌が弱い人が使うと刺激が強すぎることがあるかもしれません。
アメリカでは子供がティーツリーを含んだ製品を使用して
ホルモンに異常をきたした例が報告されています。
また、ティーツリーの原液を飲んだ場合に接触皮膚炎や歩行困難などの
症状が引き起こされることがあると報告されています。

ティーツリーの選び方

ティーツリーの精油は色々なメーカーから発売されていますが、
基本的に精油は100%天然のものであるため
特に100%精油とは表記されてないことも多くあります。
このため含有成分が分かりにくいともあるので、あまり安価なものは使わず
有名なショップのもの使用したほうが安全です。
AEAJ(社)日本アロマ環境協会の表示基準適合精油認定制度に
記載があるメーカーや ブランドなら比較的安心して使えます。

まとめ

ティーツリーは古来からオーストラリアの原住民に万能薬として使われており、
殺菌消毒や傷の手当に優れた効果を発揮します。
ニキビや皮膚疾患にはアクネ菌やマラセチア菌に対する殺菌・抗菌作用があり、
白ニキビから赤ニキビ黄ニキビまで幅広いにニキビに効果が得られることがあります。
ティーツリーの精油は原液のままでは刺激が強すぎるので通常は希釈してから肌に塗布します。
副作用は少ないとされていますが中には合わない人もいたり、
医薬品として検査されているわけではないので
ニキビの薬が効かない時などに使用するようにしてください。