不眠症がニキビを発症させるメカニズムと解消方法

2016年11月12日

不眠症はニキビができる様々な原因と関わりがあります。
不眠症による睡眠不足が続くと自律神経が乱れ
ストレスが溜まりやすくなりニキビができやすくなります。
そのストレスがもとでまた眠れなくなったりと悪循環に陥りがちです。

不眠症によるニキビへの影響

免疫機能の低下

不眠症により睡眠が不足すると体の免疫力が低下しやすくなります。
免疫機能は様々な病気やウイルス、細菌などから
体を防御するシステムです。
ニキビの原因菌であるアクネ菌もそのひとつで
免疫機能が低下していることでアクネ菌も繁殖しやすくなってきます。

ターンオーバーの乱れ

不眠症になるとターンオーバーが乱れやすく
肌の再生がうまく行われなくなってきます。
体の筋肉や骨など発育に関わる成長ホルモンは
睡眠中に分泌されます。
ニキビを改善させるための肌細胞の再生や修復も
成長ホルモンの分泌が大きく関わってきます。
この成長ホルモンが分泌されやすい時間帯が夜の10時から
翌朝の2時であることから肌のゴールデンタイムと言われています。
この時間に睡眠をとれないことで肌荒れや
ニキビを引き起こしやすくなってきます。

ストレス

不眠症とストレスは密接に関係しています。
ストレスがあるからといって不眠症になるとも限りませんが、
不眠症がストレスになりやすいことは事実です。
ストレスを解消するのには睡眠をとるのが一番ですが、
この睡眠が思うようにとれないためストレスの解消ができず
悪循環に陥りやすいのです。
ストレスや不眠症は自律神経の乱れを引き起こします。
自律神経の乱れは体に様々な悪影響を与えますが、
特にニキビに対しては男性ホルモンの分泌を活発にさせることで
皮脂の分泌が盛んになりニキビの原因になってきます。

不眠症を解消するには

睡眠時間が少ないと生活習慣が乱れがちになり
肌の状態も確実に悪化してきます。
不眠症を解消するにはいろいろな方法があります。

メラトニン不足の解消

不眠症になりやすい人はメラトニン不足も考えられます。
メラトニンとは「睡眠ホルモン」と言われるホルモンの一種で
体内時計のリズムを調整するような働きを持っています。
メラトニンが正常に分泌されていると自然な眠りを誘い
不眠症にもなりにくくなってきます。
メラトニンの分泌量は幼児期にピークを迎え加齢とともに低下してきます。
赤ちゃんがよく眠るのはメラトニンの分泌が盛んなこともあります。

メラトニンを増やすには

メラトニンの合成を阻害するのは
夜間の強い光、喫煙、飲酒、カフェインなどですので、
これらはできるだけ排除しましょう。

メラトニンを直接増やす摂取量を含む食べ物は
あまりありませんのでトリプトファンを摂取する方が効率的です。
メラトニンは必須アミノ酸の一つであるトリプトファンから
セロトニン→メラトニンという順序で作られます。
トリプトファンを多く含む食べ物には
牛乳、豆乳、バナナ、チーズ、ヨーグルト などがあります。
トリプトファンセロトニンにするのにはビタミンB6や糖分も必要になります。
また、セロトニンは日の光を浴びることで分泌が増えますので
日中は外に出ることも効果的です。

メラトニンに働きかけるロゼレム錠

ロゼレム錠はメラトニンに働きかける睡眠薬です。
従来の睡眠薬とは全く違うメカニズムを持っていて
体や神経に負担のかかるような副作用が少ないのが特徴です。
また従来の睡眠薬は耐性や依存性がありましたが
ロゼレム錠はそのようなことも少ないということです。

カモミール の利用

カモミールはキク科の植物の一種でリラックス効果や
眠いを誘う効果があることからハーブティーや入浴剤として使われています。
カモミールには緊張を和らげたりストレスを軽減する作用をはじめ、
炎症を抑える作用や抗酸化作用、抗糖化作用、保湿作用、
メラニン抑制作用などニキビに効果のある働きがたくさんあります。
カモミールを利用するにはハーブティーが有名ですが、
精油のままアロママッサージやフェイシャルマッサージで
肌に直接浸透させることもできます。
他にもサプリメントや入浴剤などの製品があり、
化粧品にもカモミラエキスとして一部含まれていることがあります。

まとめ

不眠症はニキビができる様々な原因と関わりがあり、
特にストレスとは密接に関係していて悪循環になり
慢性化しやすい傾向があります。
不眠症による睡眠不足は肌のターンオーバーを乱れさせ、
自律神経を狂わせたりホルモンバランスの異常をきたしたりと
ニキビにとっては悪影響なことばかりです。
不眠症を解消するのはそう簡単ではありませんが、
ここにあげただけでなく他にもたくさんの解消方法がありますので
自分に合った方法を見つけていきましょう。