顎ニキビの原因と対処法とは?顎ニキビはなぜ大人の女性に多いのか?

2016年9月19日

顎にできるのは「思われニキビ」なんて喜んでいる場合じゃありません。

顎ニキビはいったんできると原因がつかめず深刻になりやすい人が多いのです。

思春期ニキビが顔のTゾーンにできやすいのに対して顎周辺のニキビは成長した大人に多くできる傾向があります。

もともと顎は皮脂も少なく、ニキビや吹き出物ができにくい場所ですが、 外部からの刺激やストレスなどによって皮脂の分泌が増えることでニキビができやすくなります。

顎ニキビの原因とは?

ホルモンバランスの乱れ

顎は男性の髭がはえる場所であることから男性ホルモンの影響も指摘されています。男性ホルモンが増えると皮脂の分泌量が増えて、皮脂を栄養にするニキビ菌が増殖しやすくなるというわけです。

女性にももともと微量の男性ホルモンがあり、また男性ホルモンと同じような作用を持つ女性ホルモンの一種である黄体ホルモンが増えることで皮脂の分泌量が増えてきます。女性には生理がありますので、生理の前の黄体ホルモンが優位になる時期に顎にニキビができやすくなってきます。また、ストレスなどでホルモンバランスが崩れても顎のニキビは増えやすい肌環境になってきます。

消化器官の不調

口のまわりのニキビは消化器官の不調が原因でできるとも言われています。腸内環境が悪かったり、消化の悪い食事や不規則な食事をしていると、 必要な栄養素が吸収されなくなり、内臓を映し出す鏡と言われる肌も荒れやすくなってきます。

また、便秘によって老廃物や毒素が溜め込まれると、排出されなくなった老廃物などは皮膚へ向かって肌はかさついたりくすんできます。

肌の乾燥

口のまわりは皮膚が乾燥しやすい部位です。肌が乾燥してくると身体の機能は潤いを供給しようとして皮脂をどんどん分泌するようになります。前述したように、皮脂の過剰分泌はニキビ菌の増殖の元となります。冬は特に乾燥しやすい季節です。冬は代謝も低下しやすくなり、顎ニキビができやすくなる人もいますので保湿や室内の加湿にも気をつかいましょう。

摩擦や刺激

刺激はニキビを悪化させる原因となります。 顎はニキビが気になると手で触りやすい場所です。

顎ニキビへの刺激はたくさんあり

  • 頬づえ
  • 髪の毛先
  • 衣服の襟
  • 寝るときの掛布団
  • マスク
  • 男性の場合は髭剃り

など、意外と物理的な刺激を受けやすい場所でもあるのです。 洗顔中やタオルで水分をふき取る時にも刺激には気をつけましょう。

顎ニキビのケア

洗顔

どんなニキビでもそうですが基本は洗顔と保湿です。 ぬるま湯で洗顔料をしっかり泡立てて、刺激の少ないように汚れを落とします。 ニキビができてしまっている場合は刺激の強いクレンジング剤は使わないようにして、ファンデーションなども極力控えましょう。塗るなら薄く、夜はしっかりと落とすようにします。特にフェイスラインは落とし残しが多いところですのでしっかり洗い流しましょう。

保湿

乾燥しやすいあごのニキビに保湿は特に重要です。化粧品や美容液はセラミドやNMF、ヒアルロン酸などの保湿成分の入ったものを使って肌を乾燥させないようにします。イオン導入効果のある美顔器などでしっかり浸透させるのもいいかもしれません。

食生活の改善

口まわりのニキビは消化器官の不調が影響しているとも言われていますので、腸に優しい食事を摂るようにしましょう。脂肪分の多いものや添加物の多く含まれた食べ物は避け、食物繊維やビタミン類を多く含んだ食事が腸内環境を良くしてくれます。特に、ヨーグルトは、腸内のビフィズス菌を増やすとともに腸の働きを整えてくれるのでおすすめです。ヨーグルトには身体の中でビタミンを合成して免疫力を高める作用もあります。 他には、レバー、のり、生野菜、果物、納豆などが腸と肌にいい食品になります。

ストレス

大人の女性に顎ニキビが多く深刻化しやすいのはよく知られています。前述したように男性ホルモンに似た黄体ホルモンが増えることと関係していると推察されていますが、ホルモンバランスは、生理前のほかにストレスでも崩れることがあります。このため生理と関係なくストレスがあるとニキビがなかなか治らないといった事になりがちなのです。そのため、できるだけストレスは溜め込まないようにしましょう。

まとめ

顎ニキビは比較的に思春期の時期よりも大人の女性に多くできる傾向があります。顎はもともとニキビができにくい場所ですが、いったんできてしまうと刺激を受けやすい部位でもあります。女性の場合はホルモンが影響していると考えられていて、特にストレスが原因になっている場合は、症状が深刻になり長期化することが多いようです。
顎ニキビで特に気をつけることはストレスの解消や腸内環境の改善、刺激を与えない、乾燥しやすい冬にできやすいので保湿に気をつかうなどが挙げられます。 なかなか顎ニキビが治らない人は、複数の誘因が絡み合っていることも十分に考えられますので、時間はかかりますが一つずつ改善していくことが必要になってきます。