ニキビに効果的な漢方薬と入手先による違い

2016年11月22日

漢方薬とは?

漢方医学は中国から日本に伝わったもので
独自に発展を遂げてきました。
漢方とは西洋の蘭方に対して用いる言葉で
主に中国から伝わったものを指します。
この漢方医学で使われる薬剤か漢方薬です。
漢方薬では天然の薬草や鉱物などの生薬を
何種類か混ぜて組み合わせて使うことが多くなります。

漢方ではその人の体質や
症状の現れ方を重視して薬の成分を選択します。
漢方薬には飲む人によって相性があり
効果には個人差が出てきます。
また体質を改善していくような作用のものは
効果が出るのに時間がかかることもあります。

漢方薬の入手方法

漢方薬はいくつかの入手方法があります。

漢方薬局で調剤してもらう

最も漢方薬の成分が濃いものが
漢方薬局で症状に合わせて生薬を煎じてもらうものです。
予めパックされた薬が用意されていることもあります。
効果的には一番間違いありませんが、
ほとんど保険が効かないので高額になるのがネックです。

病院で処方してもらう

ついで病院で処方される漢方薬です。
一部の調剤室のあるような病院を省いて
一般的には予めバックされているエキス剤が処方されます。
中には一般で販売されている漢方薬と
全く同じものが処方されることもあります。

病院によっては漢方薬を扱っていないところもありますので、
漢方薬を処方してもらいたい場合は予め確認する必要があります。
間違いないのは漢方専門外来に行くことでしょう。
一般に病院で出される漢方薬の方が成分が強めという
話もありますが、それほど極端な差はないようです。

市販品を購入する

漢方薬は一般医薬品(OTC医薬品)として
薬局やドラッグストアなどで購入することができます。
予め病気の症状に合わせてパックしてあるエキス剤になります。
ツムラやクラシエなどのメーカーが有名です。
同じ生薬を使った薬であってもメーカーによって
配合されている成分や配合量が微妙に違っていて
効果も変わってくることがあります。

一般的に成分の強さや効き目で言うと
漢方薬局で漢方医が調剤した漢方薬(ほとんど保険適用外)
  ↓
皮膚科などで処方される漢方薬(保険適用されることが多い)
  ↓
市販品の漢方薬
の順になります。

価格は保険が適用されれば、市販品より
病院で処方してもらう方が安く済むことが多くなります。

ニキビに効果があるとされる漢方薬

ニキビに効果があると考えられる漢方薬には次のようなものがあります。

初期のニキビ

十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)

生理前、ホルモンバランスの乱れ

ペア漢方エキス錠、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

赤ニキビ、炎症しているニキビ

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)、
十味敗毒湯(ジュウミハイドクトウ)

黄ニキビ、化膿したニキビ

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)、十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)、
排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)

漢方薬の飲み方

漢方薬は空腹時の方が吸収が良いため
食前に飲む方が効果的とされています。
朝起きた時、午後3時頃、夜寝る前
の3回でほぼ8時間おきに飲むことができます。

漢方薬の副作用

一般的に漢方薬は西洋の薬よりも副作用が少ないとされています 。
それでも生薬によっては合わないものもありますので、
異常を感じたら服用を中止してください。
副作用で多いのは胃のむかつきや下痢、便秘などです。

また稀ですが病状が一時的に悪化する
好転反応という症状が現れることがあります。
例えばニキビが大量に発生するなど症状がひどい時は、
医師や薬剤師に相談するか、
一旦服用を中止して症状が落ち着くまで様子を見ましょう。

まとめ

漢方薬とは中国から伝わった日本の漢方医学で使われる薬剤です。
西洋の薬に比べて人の体質などを重視して使用することが多く、
相性によって効果が変わったり、体質を改善していく作用があるため
利き目に時間がかかることがあります。
ニキビにも効くとされる生薬もあり、体質にあえばニキビの改善にも効果が期待できます。