体脂肪率とニキビの関係

2016年12月3日

体脂肪率とは体内の脂肪の合計を体重で割ったものです。
以前は計測するのが難しかった体脂肪率ですが
最近では体重計の機能で簡単に計測することができます。

体脂肪率は男性で15%から20%、
女性では20%から30%が適正値と言われています。

体脂肪の役割は、エネルギーの貯蔵や体温調節、
女性の場合は生理やホルモンバランスといったことにも大きく関わっています。

体脂肪率が高すぎたり低かったりすることにより
健康に影響が出ることはよく知られていますが
人によってはニキビや肌荒れを起こしやすくなることもあります。

体脂肪率が高いことによるニキビへの影響

体脂肪率が高いと血中の中性脂肪が増え
悪玉コレステロールも増加する傾向があります。
血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールが増えすぎると
血行が悪くなり体温が低下してきます。
血行が悪くなると体内の老廃物が排出されにくくなり
皮膚に必要な栄養素が十分に行き渡らなくなってきます。
また体温の低下は新陳代謝が悪くなり肌の再生といったことに影響してきます。
これらの原因によって肌環境が悪くなり
ニキビができやすくなったり、治りにくくなることが考えられえます。

体脂肪率が低いことによるニキビへの影響

体脂肪率は低ければいいということはありません。
体脂肪率が低すぎるとエストロゲンなど
ホルモンの分泌に影響することがあります。
エストロゲンは卵胞ホルモンとも言われる女性ホルモンの一種で
男性ホルモンが皮脂の分泌を活性化させるのに対して
抑制する作用があるとされています。
エストロゲンの分泌が減ると皮脂の分泌が増え
ニキビができやすくなることがあります。

体脂肪率を改善する方法

体脂肪率を適正値にするには、
やはり食生活の改善や運動といったことが
一番の対策になります。

体脂肪が増える原因は
消費カロリーより摂取カロリーが多いことや
脂質の代謝が悪いことなどがあります。

食生活の見直し

体脂肪率を適正にするには
タンパク質やビタミン、ミネラルといった栄養素を
バランスよくとることが大切です。
また食べ過ぎないこと、
代謝に関わる肝臓の機能を低下させないように
アルコールの摂りすぎにも注意が必要です。

脂質の燃焼や代謝にいい栄養素

ビタミンB2やB6には脂質の代謝を助ける作用があります。
ビタミンB2やB6は
レバー、うなぎ、納豆、卵、肉、魚、バナナ、大豆、小麦、野菜
など幅広い食品に含まれています。

レシチンやサポニンには体脂肪を燃焼させる働きがあります。
レシチンは
大豆、レバー、うなぎ、穀類、ゴマ油、コーン油、小魚
などに多く含まれています。

緑茶やウーロン茶に含まれるカテキンやポリフェノールにも
脂肪を燃焼する効果があることが分かっています。

黒大豆に含まれるポリフェノールやイソフラボン、アニジンには
体脂肪を低減する作用があるとされています。
特にイソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするため
皮脂の分泌を抑えニキビにも効果的です。

適度な運動

食生活とともに有酸素運動も脂肪を落とす効果があります。
ウォーキングやエアロビクス、 水泳などが理想ですが、
毎日続けるのが難しい場合は
室内で手軽にできる踏み台昇降運動がおすすめです。
場所もとらず踏み台一つで始められます。
踏み台は5センチから30センチくらいの間で体力に合わせて調整し、
最初は20分くらいで何回かに分けてやるのも効果的です。

まとめ

体脂肪率が高すぎたり低すぎたりすると
様々な健康的な影響を及ぼすことは知られていますが
ニキビも例外ではありません。
体脂肪率が高いと血行不良や冷え性に
なりやすくなり肌環境が悪くなります。
また低すぎてもホルモンバランスが乱れ
ニキビができやすくなることがあります。
体脂肪率の改善には
食生活の見直しや適度な運動が効果的です。