粉瘤(ふんりゅう)はニキビと見分けのつきにくい良性腫瘍

2016年12月3日

粉瘤とは?

粉瘤(ふんりゅう)はニキビと間違えることの多い良性腫瘍の一種です。
ニキビがアクネ菌の増殖などの刺激によって発生するのに対し、
粉瘤は袋状の構造物に垢が溜まることによるものです。
粉瘤は体質的なものや皮膚の傷から発症することもあります。
原因に対してははっきりわかってない部分もあるようです。

粉瘤とニキビの違い

ニキビの場合は自然治癒で治ることもありますが
粉瘤は自然に治ることはありません。
完治するには手術などによる処置が必要になります。
粉瘤は一定の場所に袋状のものができるのでそこから移動したり、
ニキビのように複数発症するといったこともまずありません。

粉瘤は最初はニキビのような見た目ですが
しこりがあり徐々に大きくなって行くことがあります。
中央に黒い穴があるのも粉瘤の特徴です。
また袋状の中に溜まるのは垢や皮脂などの
老廃物なので臭うこともあります。
悪化すると炎症したり化膿することもあります。

粉瘤が大きくならなかったり悪化しないようなら
放置しても問題ないとされますが
稀に悪性腫瘍などに発展することもあるようですので
皮膚科で一度診てもらった方がいいでしょう。
早期の手当てが必要な別の病気であったり
併発している可能性もあります。

粉瘤ができやすい場所

粉瘤は体のどこにでもできますが、
特に出来やすいのは頭や顔、耳、背中、お尻などです。

粉瘤の治療方法

粉瘤は自己流で治すことはできません。
医師によっては悪化してなければ下手にいじらず
放置することもあるようです。

炎症を起こしてる時は抗菌薬などによる内服、
化膿していたら切開手術が一般的です。
切開手術は袋状の構造物を全て取り除かないと
再発する可能性がありますので
症状が進行しているほど治療が困難になります。
また傷跡が残ることもあります。

まとめ

粉瘤とは初期症状がニキビと見分けの
つきにくい良性の腫瘍です。
皮膚の内部に袋状の構造物を作り
垢や皮脂の老廃物などが溜まっていきます。
悪化しなければ放置しても問題ないとされていますが、
ニキビと違って自然に治癒することはありません。

袋状の構造物が徐々に大きくなることもあり
炎症や化膿を起こしてきたら切開による
手術などによる処置が必要になります。