皮脂の分泌を抑えて脂性肌を改善する食事のポイント

2016年12月5日

脂性肌は食事の影響が大きい

ニキビができやすくなる脂性肌にはいろいろな原因がありますが、
体質によるもの以外に食事が大きく影響していることが分かっています。
脂性肌は食生活の改善である程度は抑えることができます。
改善ポイントを大きく分けると皮脂の分泌量を増やす食事を減らすこと、
糖質の代謝を上げる食事を増やすことなどが有効です。

皮脂の分泌を食事の改善で抑えるにはいくつかの方法があります。

糖質や脂質を減らす

一番の原因は糖質や脂質の摂り過ぎです。
特に皮脂の成分になりやすいのは
動物性脂肪の多い食べ物で
肉の脂身やバター、生クリームなどです。

糖質の摂り過ぎはビタミンB1を大量に消費します。
ビタミンB1は肌に大きな影響を持つ栄養素で
皮脂量のコントロールなどにも関わっています。
糖質は甘いものだけでなく炭水化物などにも含まれています。
控えた方が良い食品としては、
菓子パン類、揚げ物、ラーメン、ハンバーガー、ファーストフード・ジャンクフード
などです。

血糖値が上昇する食品を減らす

血糖値が上昇するとインスリンというホルモンが分泌され
皮脂の分泌量が増えてきます。
血糖値を上げる食品としては
小麦粉や白米、麺類、パン、砂糖、お菓子、ポテトチップス、フライドポテト
などがあります。

脂肪の燃焼にいい栄養素を増やす

大豆などに含まれるレシチンやサポニン、
また、緑茶や烏龍茶などにも脂肪を燃焼する効果があり
皮脂の分泌を抑える効果が得られます。

糖質と脂質の代謝を良くする栄養素と食事を増やす

糖質と脂質の代謝を高めてくれる栄養素はビタミンB群です。
ビタミンB2、B6、ナイアシン、パントテン酸、ビオチンなどの
ビタミンB群も脂質の代謝を助け、皮脂の分泌を抑制する働きがあり
肌やニキビにとって重要な栄養素です。
ビタミンB群は次のような食品に多く含まれています。

  • ビタミンB1:穀類、胚芽米、玄米、豚肉、種実類など
  • ビタミンB2:レバー、うなぎ、納豆、卵など
  • ビタミンB6:肉、魚、バナナ、大豆、小麦、野菜など
  • ナイアシン:かつお、ぶり、さば、豆類、果実類、牛乳、コーヒーなど
  • パントテン酸:パントテン酸はいろいろな食品に含まれています
  • ビオチン:ビオチンはいろいろな食品に含まれています

肝機能を上げる栄養素と食事を増やす

糖質や脂質を分解してエネルギーに変えるのか肝臓です。
肝臓の機能が低下していると血液中の脂質が多くなり
皮脂の分泌量も増えてきます。

ビタミンA、C、E

肝臓に必要な栄養素でも大切なのが
ビタミンA、C、E、亜鉛などのミネラルです。
肝臓で分解する際に多くの酸素を使いますが、
この時体に有害な活性酸素も多く発生してきます。
活性酸素に対する抗酸化作用と言われる働きを持つ
ビタミンA、C、Eなどが不足してると肝臓の働きを阻害します。

  • ビタミンA:レバー・ニンジン・ほうれん草・卵・のり・うなぎ・しそなど
  • ビタミンC:アセロラ・ピーマン・ハム・レモン・柿・キウイ・芋類・豆類など
  • ビタミンE:アーモンド・いくら・鮎・すじこ・抹茶など

ビタミンBやAは水溶性ビタミンですので
こまめに摂取しないと尿で排出されてしまい
蓄えておくことができません。
逆にビタミンAやEは油溶性で体内に蓄積されてしまうので
摂りすぎには気をつける必要があります。

亜鉛

亜鉛などミネラルも肝臓での代謝を助ける作用があります。
亜鉛は
牡蠣、からすみ、ビーフジャーキー、煮干し、するめ、
パルメザンチーズ、牛肉、豚肉
などに多く含まれています。

食物繊維

食物繊維には脂質や糖質の吸収を妨げる作用がありますが
亜鉛の吸収も阻害してしまうので一緒に摂らないなど
工夫する必要があります。
食物繊維は
ワカメ、ひじき、昆布、のり、小豆、大豆、小麦
などで摂取できます。

タウリン

タウリンには肝機能を高める多くの作用があります。
肝臓内の酵素の働きを助けたり、中性脂肪の除去、
肝細胞の再生促進などです。
タウリンは、
タコ、イカ、牡蠣、シジミ、青魚
などに多く含まれています。

鉄分の摂取を控える

鉄分の過剰摂取は活性酸素を発生させ
肝機能を低下させると言われています。
他にも鉄分の過剰摂取は様々な
健康的な害があることが分かってきています。
以前は肝臓に良いと言われていたシジミやレバーにも
鉄分が多く含まれているため
摂りすぎには気をつける必要があります。

アルコールの摂りすぎを控える

お酒の飲みすぎも肝臓に負担をかけ
肝臓の機能を低下させることはよく知られています。
飲み過ぎには注意して肝臓を休ませるように気をつけましょう。

まとめ

ニキビの原因の一つに脂性肌による
皮脂の分泌量が多いことがあります。
脂性肌の原因には体質などの他に
食事による影響も大きいことが分かっています。
食生活を改善することである程度皮脂の分泌量が抑えられ
ニキビを改善する効果が得られることがあります。
改善ポイントは脂質と糖質の摂取を控えることと代謝をあげることです。