皮膚への影響が強いナイアシン(ニコチン酸)のニキビへの効果

2016年12月10日

ナイアシンはビタミンB群の一種で
タンパク質などの代謝に不可欠なものです。
ニコチン酸やビタミンB3とも言われます。
ナイアシンのアミドであるナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)も
ナイアシンに含まれることもありますが、薬やサプリで用いる場合、
それぞれ作用や副作用に関してい微妙に違いがあります。

ナイアシンの効果と特徴

ナイアシンには酸化還元作用や
皮膚や粘膜を正常に保つ作用、
血行促進作用、コレステロール値を下げたり
中性脂肪を減らす作用などがあるとされています 。

ナイアシンが欠乏すると
吐き気や下痢、不眠、肌荒れ、口内炎、うつなどの
症状が出ることがあります。
ナイアシンは統合失調症やアレルギー、狭心症、心筋梗塞などの
治療に使われることもあります。

ナイアシンのニキビへの効果

ナイアシンには血行を促進して代謝を活性化し
皮膚の健康を維持する働きがあります。
ニキビや肌荒れにも効果があるとされています。

最近ではナイアシンアミドを含む化粧品も多く、
角質層のセラミドを増やして保水力を高めたり、
界面活性剤などの刺激を防ぐ作用もあるとされています。
またメラニンの抑制作用もあるため
色素沈着などニキビ跡の予防にも役立ちます。

ナイアシンの摂取

ビタミンは体内で作ることができないことが多いのですが
ナイアシンはトリプトファンからも合成されます。
食品などにも含まれてることが多く
通常の食事をしていれば欠乏することはあまりないとされていますが、
肉や魚をあまり食べない人や
アルコールの摂取量が多い人は不足することがあります。

ナイアシンを多く含む食べ物

魚貝類(カツオ、サバ、アジ、マグロ、タラ、ホタテ、カキ、イカ、カニなど)
赤身肉、鶏肉、レバー、小麦全粒粉、ビール酵母、小麦胚芽、卵、
アボガド、なつめ、いちじく、プルーン、ゴマ、アーモンド、ピーナッツ、玄米など。
ナイアシンは熱には強く壊れにくいと言われています。

ナイアシンの薬

ニコチン酸アミド散ゾンネ

ナイアシン(ニコチン酸)が有効成分で
ニコチン酸欠乏症のペラグラや皮膚炎や湿疹、口内炎、
血流の改善が必要な症状の病気に効果的です。

ペリシット錠

ニコチン酸の誘導体です。
血液中のコレステロール値を下げたり中性脂肪を減らします。
血行をよくする目的でも使われます。

ナイアシンのサプリメント

日本国内ではナイアシンだけを多く含むサプリはなく
マルチビタミンやビタミンB のサプリに含まれていることがあります。

ナイアシンだけのサプリを使いたい場合は
海外の製品を使う必要があります。
ナイアシンのサプリにはフラッシュという副作用があるため、
ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)のサプリを使うようにしましょう。
フラッシュフリーなどと表記されてることもあります。

ナイアシンの副作用や注意点

ナイアシンの1日の摂取量は、成人男性で17mg、
成人女性で13mg とされています。
食品では過剰摂取になることは少ないですが、
薬やサプリメントを使う場合は注意が必要です。
糖尿病、緑内障、肝機能障害、痛風の人などは
ナイアシンの過剰摂取に気をつける必要があります。
ナイアシンの過剰摂取には頭痛や痙攣、湿疹、かゆみ、下痢 などの
症状があらわれることがあります。
また長期間大量に取り続けると胃や肝臓に異常が起こることがあります。

まとめ

ナイアシン(ニコチン酸)はビタミンB群の一種で
皮膚や血行に対する影響が高く
不足することでニキビや肌荒れの原因になることもあります。
ナイアシンは皮膚への効果が高いことから
化粧品などにもよく含まれています。
通常の食事では不足することはほとんどありませんが
肉や魚をあまり食べない人やお酒をよく飲む人は
ナイアシンの消費が多くなりますので多めに摂取する必要があります。