イヌリンの糖質抑制や整腸作用がニキビや肌荒れに効果的なワケ

2016年12月12日

イヌリンは菊イモやゴボウ、にら、チコリなどに含まれる
天然の多糖類で食物繊維の一種です。
イヌリンは優れた健康的な作用があることから
食物製品などに使われることが増えてきています。

イヌリンの効果

イヌリンのよく知られた健康上の効果としては
糖尿病の予防や腸内環境の改善作用があります。
イヌリンはインスリンと似たような働きがあることで
血糖値を下げ糖尿病の改善に効果的と考えられています。

またイヌリンには糖質の吸収を抑える作用や
腸内で分解されオリゴ糖になることで
善玉菌やビフィズス菌の栄養分となり
腸内環境を整える作用などがあるとされています。

イヌリンは他の炭水化物よりもエネルギーが少なく
クリーム状になることから脂肪の替わりとして
低カロリーな食品に使われることが多くなっています。
脂肪と似た食感や食品のボリューム感を出せることから
ダイエット食品の成分として適しています。
イヌリンはカルシウムやミネラルの吸収も促進されると考えられています。

イヌリンの肌やニキビへの効果

糖質の抑制

イヌリンは水溶性食物繊維の一緒で
糖質の吸収を抑制する作用があります。
体内の糖分は分解されてエネルギーに変わりますが
消化されせなかった分は中性脂肪に変わってしまいます。
中性脂肪は皮脂の分泌を多くしたり
血行を悪くすることはよく知られています。
血行が悪くなることで肌の栄養分が
届きにくくなりニキビの改善にも影響してきます。

腸内環境の改善

イヌリンは体内で発酵分解されるとオリゴ糖になります。
オリゴ糖は消化されにくいため大腸に届きやすいという性質があり
乳酸菌やビフィズス菌の栄養分に適しています。

乳酸菌やビフィズス菌が増えると
腸内の悪玉菌を抑制することができ腸内環境が良くなってきます。
腸内環境の悪化は肌荒れやニキビに大きな影響を持ちます。
特に便秘などで老廃物を溜めこんでしまうと
肌荒れやニキビを引き起こしやすくなります。
また腸内には体内の免疫機能を調整をする免疫細胞がたくさん住んでいます。
免疫機能の低下も炎症やニキビの治りに影響してきます。

イヌリンの摂取

イヌリンは菊イモやゴボウ、にら、玉ねぎ
などの食品に多く含まれています。
また最近ではサプリメントを始め様々な
加工食品に使われてることが多くなっています。
天然で摂りやすいのは菊イモのパウダー、お茶、紅茶などです。
イヌリンは熱で壊れてしまうことはないようです。

サプリメントや加工食品のイヌリンは
南米や北ヨーロッパの植物チコリ由来のものや
メキシコの植物アガベ由来のもの、
また人工的に作ったイヌリンと同じ構造を持つ多糖体などがあります。
イヌリンは人によって下痢になりやすいことがありますが
アガベ由来のものは下痢を起こしにくいとされています。

イヌリンの副作用や注意点

イヌリンは稀にアレルギーを起こす人がいます。
また食物繊維の一種ですので消化が悪く
過剰に摂取するとお腹が緩くなったり下痢をしたりすることがあります。

化粧品に含まれるイヌリン

イヌリンには粘度を出したり保湿効果、乳化作用があることから
化粧品の成分にも含まれていることがあり、
ステアリン酸イヌリンやラウリルカルバミン酸イヌリンなどの生成物があります。
植物性の界面活性剤としてクレンジング剤に使われることもあります。

まとめ

イヌリンは天然の植物に含まれる多糖類です。
イヌリンには糖質を抑制し血糖値を下げたり
腸内環境の改善作用があるとされています。
糖質の抑制作用や血行改善作用で
ニキビや肌荒れにもいい効果が期待できます。
また腸内環境が良くなることで便秘の解消や
免疫機能が強化されニキビになりにくい肌環境が整えられます。